北海道七飯町(函館市のお隣)に蔵を構える箱館醸蔵(郷宝)に行ってきましたので、ご紹介させていただきます。
箱館醸蔵は2020年、今まで酒蔵がなかった道南エリアに約35年ぶりにオープンした酒蔵で、その後、2021年には上川大雪の五稜乃蔵が函館市内にオープンしております。
近年、北海道では移転も含め次々と新しい酒蔵がオープンしており、この道南も日本酒が熱いエリアとなりました。
箱館醸蔵(郷宝)の場所、立地
箱館醸蔵(郷宝)は北海道の観光地、函館市に隣接している七飯町にあり、JR大中山駅の真ん前にあります。
Googleマップ
GoogleMAPでみると、前記の通りJR大中山駅のからすぐとなっており、JR函館駅や五稜郭駅から電車で行くことができます。
時刻表を確認すると往路・復路ともに、概ね1時間に1本くらいは列車がありますので、帰りの時間を調べることで無駄な時間なく、見学することができそうです。
自動車で行く場合
試飲しないのであれば、自動車で行くことができます。自動車で行くと他にも観光要素がありますので、おすすめなんです。
行き方
ナビがあればもちろん簡単に行くことができますが、ない場合は、函館から向かった場合に手前に位置する酒屋さん(上に貼った写真は、酒屋さんの看板)を目印にすると良いです。
この、郷宝という看板のついた酒屋さんは「冨原商店」という老舗の酒屋さんで、箱館醸蔵を設立したのはこの酒屋さんとのことです。
赤松街道
箱館醸蔵へ向かう道(国道5号線)は「赤松街道」と呼ばれており、道路脇には立派な赤松がたくさん立っています。
はこだてわいん
箱館醸蔵から約6kmほど大沼公園側に進むと「はこだてわいん」の工場と、直営店の「葡萄館」があります。
葡萄館では「ワイナリーでしか買えないわいん」を購入することができます。
ワイナリーでしか買えないわいんのナイアガラ(白ワイン)は私のおすすめです。
試飲もできます
葡萄館には試飲コーナーが設けられており、試飲をしてからワインを選ぶことができます。
箱館醸蔵のショップ
ショップでは日本酒やグラス、升などの酒器を購入することが出来ます。
日本酒の購入
蔵元限定の生酒や、通常販売されている日本酒を購入することができ、札幌などの酒屋では売り切れとなっている数量限定酒も一部を除き販売されていました。
※写真は常温に見えますが、店内の冷蔵庫で管理されたものを購入する事かできます。
私は、蔵出し限定の純米吟醸(生)を購入しましたが、おまけとして酒粕も沢山いただきました。
試飲もできます
箱館醸蔵では、無料で試飲することが出来ました。
試飲できるのは、蔵出し限定の3種類で気に入ったものを購入することが出来ます。また、口直し用に仕込み水も頂きました。
見学コーナー
2階に見学スペースがあり、郷宝の醸造所を見学することができます。
私が伺ったときは、米麹を作るための準備作業中のようでした。
運が良ければその他の作業も見ることができるかもしれませんね!
精米歩合のサンプルも
こちらは1階ですが、精米歩合のサンプルが展示されており、吟醸の精米歩合や、最近良く見かけるようになった「扁平精米」のサンプルもありました。
仕込み水を汲むことができる
蔵の横には、水が湧いているところがあります。これは仕込み水として使用している水とのことでした。
なお、この水は自由に組んで帰っても良いとのことでしたので、酒蔵に伺うときには空きペットボトルなどを持参することをおすすめします。
さいごに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
箱館醸蔵は新しい蔵なので、とても綺麗でした。また、とても親切ですし、何より試飲が無料なのが嬉しいですね。
私は事前のリサーチが足りておらず、仕込み水を汲むための容器を持参しないで伺いましたが、この記事を読んだ方は忘れずに空きペットボトルなどを用意してくださいね。
観光にも最適
箱館醸蔵は、観光地函館市にも近く、また、北海道新幹線の新函館北斗も近いので、函館観光の立ち寄りスポットとしては最適だと思います。
また、御酒印も貰えますので、コレクションしている方は是非伺ってみてください。