冬のキャンプではシェルター内で暖房を使用することがあり、燃焼系のガスストーブ、石油ストーブ、薪ストーブを使用する際は一酸化炭素中毒にも注意しなくてはなりません。
通信販売などで一酸化炭素警報器を探すと1,000円代の安価なものから10,000くらいする高価なものまで多数見つけることが出来ます。
キャンプ沼にはまっている私には他にも沢山のキャンプギアを購入する必要がありますので、極力安いものが欲しいのですが、安いもので本当に一酸化炭素を検知できるのか不安が残ります。
そこで、今回は実際に安価な一酸化炭素警報器を購入して、テストしてみましたのでご紹介します。
通販で購入した一酸化炭素警報器のレビュー
まずは今回購入した一酸化炭素警報器の紹介です。
OBEST一酸化炭素警報器という名称で販売されていました。おそらくOBESTというのがメーカー名なのですが、外箱、説明書ともにメーカー名は記載されておらず「Carbon Monoxide Detector(一酸化炭素警報器」と記載されているだけです。
電池をいれて起動
裏の蓋を外すと電池を入れるソケットがでてきます。使用するのは、単4乾電池が3本で電池を入れるだけで起動してきます。
3本目を入れると急に英語で何か喋りだすので、びっくりしないように気を付けてください。
電池を入れた後、2分(120秒)カウントすると起動します。
これだけで準備完了で、一酸化炭素を検知するとアラームがなるはずです。
取り扱い説明書
取扱説明書は残念ながら英語版しか同梱されていませんでしたので、重要そうな部分だけ頑張って和訳しました。
英語 | 和訳 |
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1 最初のスタート 単4電池を3本いれると「Welcome to use our voice carbon monoxide detector, testing, please wait 2 minutes 」という音声がながれます。 スタートアップ中は2分のカウントが表示されます。
2 ボタン 3 ピークレコード 4 LCD画面 | |
5 LEDインジケーター 通常の動作状態では、30秒に1回赤いライトが点滅します。警報時は3秒。
6 バッテリー低下の警告 7 アラーム 8 アラーム一時停止(ハッシュモード) 9 言語の切り替え | |
EN(EN 50291) 50PPM : 60〜90分以内 100PPM : 10〜40分以内 300PPM : 3分以内 400PPM : すぐに ※ 一酸化炭素濃度と警報が鳴るまでの時間を示していると思います。 |
一酸化炭素を検出するかテスト
実際に動作するのかテストしてみました。
自動車の排気ガスでテスト
一番身近な一酸化炭素といえば自動車の排気ガスですので、これを利用してテストすることにしました。テスト方法は簡単で自動車のマフラー(排気口)に警報器を近づけるだけです。
近づけると、見事に検出して大音量でアラームが鳴り始めました。かなり近所迷惑な音量がなってしましましたが、テストボタンを押すとアラームは停止しました。
濃度の正確性については検証できませんでしたが、一酸化炭素に反応して警報アラームが鳴ること、すぐに反応することがわかりました。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
本記事では比較的安価に購入することができる一酸化炭素警報器で本当に一酸化炭素が検出できるのかを試しました。
結果については、濃度の正確性はわかりませんが、ある程度濃い一酸化炭素を浴びるとすぐに反応して大音量で警報アラームが鳴ることがわかりました。
安い商品なので、破損・不調がないか使用する前に、今回のようにテストをして安全に使用することをお勧めします。