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北海道の酒造「男山」の「やってみるべ部」から、扁平精米80%の純米酒が発売されました。
比較的低価格で販売されておりますし、何より面白いです。
早速、購入して飲んでみましたので、どのような日本酒だったのか感想を共有していきます。
扁平精米80%の純米酒「男山やってみるべ部04」の基本情報
最初に、扁平精米80%の純米酒「男山やってみるべ部04」の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
やってみるべ部の蔵元「男山」について
やってみるべ部の醸造元である「男山株式会社」の基本情報です。
- 蔵名 男山店株式会社
- 蔵所在地 北海道旭川市
- 創業 明治20年(西暦1,887年)
- 主要銘柄 男山、北の稲穂
創業は明治20年ですが、江戸時代に男山八幡宮の名をとって作った酒「男山」を正式継承しておりますので、お酒の歴史としてはもっと古いそうです。
「やってみるべ部」について
北海道民にはなじみ深い言葉「やってみるべ」は、標準語だと「やってみよう」となりますが、意味合い的には「ダメ元」的な要素も含まれている感じです。
”「やってみるべ部」は、これまでの既成概念にとらわれずに失敗を恐れずチャレンジしていくシリーズ”として変わった日本酒を数量限定で販売しており、「アンケート」を出すことで自分のアイディアの日本酒を造ってもらえる「かも」しれません。
扁平精米80%の純米酒「男山やってみるべ部04」の基本情報(数値評価など)
ラベルから、扁平精米80%の純米酒「男山やってみるべ部04」の基本情報(数値的評価)について整理していきます。
- 種類 純酒
- 精米歩合 80%(扁平精米)
- 原料米 国産米100%
- アルコール 15%
精米歩合80%と聞くと、熱燗専用のイメージがありますが、扁平精米がどの様に効いてくるのか楽しみです。
扁平精米80%の純米酒「男山やってみるべ部04」の特徴と感想(評価・レビュー)
扁平精米80%の純米酒「男山やってみるべ部04」の味や香りの5段階評価
まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)
項 目 | 評 価 |
---|---|
香り | ★★☆☆☆ |
甘さ | ★★☆☆☆ |
酸味 | ★★★★☆ |
旨味 | ★★★☆☆ |
辛味・苦味 | ★★★☆☆ |
扁平精米80%の純米酒「男山やってみるべ部04」の色や香りの特徴
若干黄色みがかっている印象で、スッキリした綺麗な色をしています。
香りは、吟醸ではないので普通の日本酒の香りを想像していましたが、少し違います。
温めるとよくわかりますが、薄いレモングラスの様な香りに感じました。
この価格でこの香り!すばらしい!
扁平精米80%の純米酒「男山やってみるべ部04」の味の特徴
淡麗で、いわゆる「やや辛口」の日本酒で、甘すぎず辛すぎず丁度良い感じです。
特徴としては、薄めたレモンの様な酸味を持っており、中盤から苦み、辛みを感じてすっとキレていく感じです。
甘すぎず、飲みやすくてグイグイ飲んでしまいました。
また、精米歩合80%なので雑味がある日本酒を想像していましたが、雑味はほとんどなくとても美味しいです。これで税込み1000円くらいなのですから、とてもコスパが良い日本酒です。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
扁平精米80%の純米酒「男山やってみるべ部04」は、想像以上に香りがよく、想像以上に雑味がなく、想像以上においしい高コスパな日本酒でした。
数量限定なので、流通しているうちに飲んでおくことをおすすめします。
この日本酒を購入して良かったと思う点
安い | 送料が無ければ、定価税込み1,045円で購入することが出来ます。 |
面白い | 扁平精米80%の日本酒はなかなかお目にかかれません。 |
香りも良い | 薄めたレモングラスの様ないい香りです。 |
雑味が無い | 精米80%だと雑味がありそうですが、ほとんどありません。 |