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こもあきの地元である北海道の小林酒造株式会社の「特別純米酒 瑞穂のしずく」を味わいましたので、ご紹介していきます。
私が飲んだのは数量限定の中汲み無濾過の生原酒のため、一般に流通されている「瑞穂のしずく」とは少し違うかもしれません。
普段は香り重視の私ですが、このお酒は旨味が強くてとても美味しいです。こういった日本酒らしいお酒も良いものだと思いました。
特別純米酒「瑞穂のしずく」の基本情報
最初に、特別純米酒「瑞穂のしずく」の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
瑞穂のしずくの蔵元「小林酒造」について
特別純米酒「瑞穂のしずく」の醸造元「小林酒造株式会社」の基本情報です。
- 蔵名 小林酒造株式会社
- 蔵所在地 北海道夕張郡栗山町
- 創業 明治11年(西暦1,878年)
- 主要銘柄 北の錦、まる田
北海道の栗山町(札幌に近い)にある酒造で、北海道のお米と水でお酒を醸しているのが特徴です。周辺にはキャンプ場が沢山あるので、キャンプの寄り道として立ち寄るのもおすすめの酒造です。
特別純米酒「瑞穂のしずく」の数値評価など
ラベルなどから「瑞穂のしずく」の基数値評価等を整理しています。
- 種類 特別純米酒(中汲み無濾過生原酒)
- 精米歩合 60%
- 原料米 北海道(江別)産「彗星」
- アルコール 17%
このお酒に使用されている水は「江別神社のご神水」を使用しているとのこと。
なお、特別純米酒とは「米」と「米こうじ」を原料として醸される日本酒で「精米歩合が60%以下」または「特別な製造方法」のものを言います。
特別な製造方法の場合はその概要がラベルなどに記載されるルールのため、精米歩合が60%であることをもって「特別純米酒」と表示※しているようです。
※特別な方法も合わせて行っているかもしれません。
中汲みとは
日本酒は醪(もろみ)を絞って抽出されますが、その抽出されるタイミングによって分類したもので、初めに抽出されるお酒は「あらばしり」と呼ばれ、中間で抽出されるお酒は「中汲み(中取り、中垂れ)」と呼ばれ、最後に絞り出されるものは「責め」と呼ばれています。
中でも、中汲みは品質が最も良いとされています。
特別純米酒 瑞穂のしずくの特徴と感想(評価・レビュー)
特別純米酒「瑞穂のしずく」の色や香りの特徴
まず、生原酒ですので冷蔵庫で保管しておりました。
香りはやさしい(甘い)香りがします。
少し乳酸菌飲料を思い出す香りでしょうか。
また、色合いは写真のとおり若干の色が付いています。
搾った後に濾過をしていない、無濾過のお酒ですので「おりがらみ」のように若干の濁りを期待しましたが、中汲みだからなのか不明ですが、最後の1滴までほぼ透明でした。
特別純米酒「瑞穂のしずく」の味の特徴
冷蔵庫で冷やして飲んでいますが、味がとても濃く感じられます。
濃密な甘みを感じた後、酸味が訪れる感じでしょうか。
生酒なので、飲むと舌がピリピリと感じます。
とても美味しいです。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今回飲んだ特別純米酒「瑞穂のしずく」は、味が濃い旨酒でした。普段、吟醸香を重視しているのですが、このようなお酒もとても美味しいのだなと感じました。
下のリンクは「生原酒」ではありませんが、火入れでも美味しいと思います。
この日本酒・清酒の口コミ
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