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「黄桜-花きざくら-」がスーパーマーケットに並んでいましたので、購入してみました。
このお酒は、春季限定販売なので見つけたタイミングで購入しないと1年待つことになるかもしれません。
さっそく飲んでみたところ、「華やかな香りの純米吟醸酒」というメーカーの謳い文句通りとてもいい香りで、少し甘めのお酒でした。
黄桜「花ざくら」純米吟醸酒の基本情報
最初に、黄桜「花ざくら」純米吟醸酒の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
花きざくらの蔵元「黄桜」について
- 蔵名 黄桜株式会社
- 蔵所在地 京都府京都市
- 創業 大正14年(西暦1,925年)
- 主要銘柄 呑、カッパデミタス
黄桜は全国でCMを打つなどしている大きな会社で、知らない人はほぼいないと思います。
印象としてはパック酒や、カッパのワンカップのように思いますが、このような季節に沿った商品も販売されているようです。
また、カッパのCMも有名で、懐かしいCMなどは公式HPで見ることが出来ます。
花きざくら純米吟醸酒の数値評価など
黄桜酒造のホームページによると”「きざくら」の花酵母を使用した、華やかな香りの純米吟醸酒”とうたっております。
- 種類 純米吟醸酒
- 精米歩合 60%
- 原料米 未記載
- アルコール 12%
- 日本酒度 -8
- 酸度 1.1
- アミノ酸度 1.2
アルコール度数は低めの12%で、とても飲みやすいです。
花酵母とは
従来から使用されている「酵母」とは違い、東京農業大学の研究により自然に存在している花から香りを醸し出す酵母を分離して作られた新しい酵母です。
ひとくちに「花酵母」といっても沢山の種類があるようですが、どの酵母を使用しているかはHPでは公表されていませんでした。
瓶のラベルから推測すると「さくら」ですが・・・。
花酵母の詳細は「東京農大花酵母研究会」HPに詳しく記載されています。
花きざくら純米吟醸酒の特徴と感想(評価・レビュー)
それでは黄桜「花ざくら」純米吟醸酒がどのようなお酒だったのかレビューしていきます。
黄桜「花ざくら」純米吟醸酒の色や香りの特徴
色合いは無色透明といった感じです。
お猪口は、別の黄桜の日本酒に「おまけ」としてついていたものですが、利き猪口を1つ持っておくと、日本酒を飲む楽しみが増えます。
瓶ラベルには「冷やして」飲むのが最適とされていますので、冷蔵庫で冷やしてから開封してみましたが、
香りは強すぎず、弱すぎずといった中くらいの香りでした。
瓶のイメージからは「さくら」の花を連想してしまうのですが、私にはうっすら「苺」の香りが感じられました。
黄桜「花ざくら」純米吟醸酒の味の特徴
味については「日本酒度-8」と高比重のため、とても甘いのではないかと想像していましたが、うっすら上品に甘く、飲みやすい日本酒でした。
どちらかというと淡麗な感じで、最初はお酒の甘みが広がって切れていくので飽きずに飲んでいられる、美味しい日本酒でした。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
花酵母を使用した「花きざくら」はアルコール度数が低めなのでお酒が弱めな方にもおすすめできますし、いい香りで、甘く飲みやすいので、日本酒が苦手という方にもおすすめできます。
価格も安い
公式サイトによると、720mlで863円、300mlで389円と日本酒としてはリーズナブルな価格設定です。
残念ながら、通販ではあまり売られていないようですので、興味がある方は酒店などで探してみると良いかもしれません。
この日本酒・清酒の口コミ
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