男山「寒酒」|北海道の冬に作られる美味しい日本酒

男山「寒酒」
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「こもあき」による、日本酒を中心としたお酒の感想(レビュー)記事です。あとから味を自分も後で思い出せるように、また、皆さんにも伝わるよう、数値化・文章化していきます。

日本酒の分類(フレッシュ、まろやか、など)の「タグ -tag-」を設けています。お好みの日本酒を探す時にお使ください。

今回ご紹介させていただく日本酒は、北海道(旭川市)の酒造「男山」の寒酒(かんしゅ)です。

本記事では男山の寒酒について、入手方法、香り、や味の感想などの実際に飲んでみた感想と、蔵元などの情報について、整理しています。

本記事について

目次

男山「寒酒(かんしゅ)」の基本情報

男山「寒酒」のラベル

最初に、男山「寒酒」の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。

寒酒の蔵元「男山」について

寒酒の醸造元である「男山株式会社」の基本情報です。

  • 蔵名    男山店株式会社
  • 蔵所在地  北海道旭川市
  • 創業    明治20年(西暦1,887年)
  • 主要銘柄  男山、北の稲穂

創業は明治20年ですが、江戸時代に男山八幡宮の名をとって作った酒「男山」を正式継承しておりますので、お酒の歴史としてはもっと古いそうです。

男山「酒造り資料館」について

男山には資料館があり、併設されるショップで限定酒を購入することができます。

資料館では、復古酒(生)などの蔵元限定酒が購入できるほか、無料(一部有料)の試飲もあります。

男山「寒酒」の基本情報(数値評価など)

ラベルなどから、男山「寒酒」のスペック(数値的評価)などについて整理していきます。

  • 種類    特別本醸造
  • 精米歩合  60%
  • 原料米   国産米
  • アルコール 13%

寒酒とは

ラベルには次のように記載されています。

「寒の入り」から「立春」までに仕込んだお酒で、夏を越えて熟成させた日本酒

男山「寒酒」のラベルから引用

伝統的な酒造りでは、古来からある暦を大事にしていて、素敵だと思います。

ちなみに、「寒の入り」や「立春」は二十四節気の言い方で、下記の通りです。

  • 「寒の入り」は「小寒」の入りで寒さがだんだん厳しくなる、1月5日ころ
  • 「立春」は春の始まりとされる2月4日ころ

まぁ、立春といっても2月初旬の北海道は「冬真っ盛り」な気候ですけどね。

男山「寒酒」の特徴と感想(評価・レビュー)

男山「寒酒」の瓶

男山「寒酒」の味や香りの5段階評価

まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)

項 目評 価
香り★★★☆☆
甘さ★★☆☆☆
酸味★★☆☆☆
旨味★★☆☆☆
辛味・苦味★★☆☆☆

★の数が評価値で、最大は★5で最小は★1です。
★の数の多さで、濃さや、香りの強さを表現しております。また、私の鼻や舌での個人評価ですので体調等により感じ方が変わるかもしれません。あくまで参考値としてお考え下さい。

男山「寒酒」の色や香りの特徴

男山「寒酒」の色

色はうっすらブラウンを感じる透明色です。

香りは、「さくらんぼ」のような甘酸っぱさを感じさせる香りです。

男山「寒酒」の味の特徴

全体的にあっさり系です。

やや甘い系の日本酒ですが、サラッとした甘さでスイスイ飲めます。

個人的には、常温のほうが味が際立つので、美味しく感じました。

常温ですとアルコール感も少し強くなるので、お好みに合わせて調節ですね。

この価格帯(執筆時点で1000円とちょっと)で購入できるお酒としては、とても美味しいと思います。

北海道内では、食品量販店(スーパーなど)でよく見かけるお酒なので、いつでも購入可能です。

まとめ

男山「寒酒」のキャップ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

男山「寒酒」は、サラッとした甘味があり、全体的にはすっきりとした飲みやすい日本酒でとても美味しかったです。

そして、なんといっても値段が安いのが嬉しいですね。

男山「復古酒」生のまとめ

色つやややブラウンを感じる透明色です。
香りさくらんぼ系
サラッとした甘さ
全体的にスッキリ系
その他1000円とちょっとで購入可能
北海道内では食品量販店で購入可能
常温も美味しい

この日本酒・清酒の口コミ

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