前回の記事では、アーチェリーの弓具一式を購入するため、町のアーチェリー店、大手スポーツ店、大手通販サイト、アーチェリー専門店(通信販売)を検討しております。
検討の結果、大手通販サイトかアーチェリー専門店(通信販売)から購入することとし、予定よりも相当安価に購入することができました。
今回の記事では、素人がアーチェリーの弓具を購入する際に困った点などを挙げ、私が解決した方法について整理しています。
アーチェリーを始めるために必要な道具をまとめました
最初は、アーチェリーを始めるために「弓」や「矢」が必要なことはわかりますが、その他に必要な物は何か、また、弓や矢も含めて、どのようなものを選べばよいのか分かりません。
そこで、私はインターネット検索や図書館の書籍を活用して色々と調べました。
参考になった読み物
私が最も参考となったWebサイトや書籍について紹介します。もちろん紹介したWebサイトや書籍だけでなく、いろいろなものを読み、参考とし、購入について判断していますので、紹介するのはほんの一部です。
Webサイト
アーチェリーに必要なものを調べる上で、最も参考になったのは、SHIBUYAアーチェリーさんのWebサイトです。
通販サイトですので、少しでも買い物に迷わないように事細かに記載されていますのて、近くにアーチェリー専門店がない環境の方などの強い味方となります。
書籍
書籍は図書館で探したので選択肢は少なかったのですが、「みんなのアーチェリー」という書籍が参考になりました。
また、この書籍は矢の長さや材質を選ぶ上でのヒントにもなりました。
私のまとめ(一覧表ダウンロード)
上記で紹介したWebサイトや書籍などから、最初に購入すべき道具を一覧表にまとめて購入することとしました。
必要な弓具名と簡単な説明のほか、購入後に写真を撮影、貼り付けし、より分かりやすくしておりますので、よろしければ活用してください。
なお、説明書きなど誤った記述が紛れている可能性がありますので、そこは鵜呑みにせず、ご自分でも必ず確認してください。
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アーチェリー未経験者のつまづきポイント
必要な弓具(道具)はわかりましたが、初心者が通信販売を活用して購入する上で、困ること(つまづきポイント)が出てきますので、私の経験に基づき、ここで整理します。
ドローレングスが分からない(推定方法も解説)
弓の長さ(ボウレングス)や、矢の長さ(アローレングス)を決定する上で、弓の引き尺(ドローレングス)が必要となってきます。
引き尺(ドローレングス)は経験者(ベテラン)の指導の元で、正しいフォームで計測することが基本となりますので、通信販売を活用して購入する上でつまづいてしまうポイントの一つです。
アローレングスの推定
先程紹介した書籍「みんなのアーチェリー」に参考となる記載がありました。
”長い矢を胸骨に直角に当て、両腕を前方に伸ばして指先の先端から先端までを測る。その長さはその人の矢尺と等しい”
※上記” ”内は、書籍「みんなのアーチェリー」より引用
本を読むと、どのように計測すればよいか写真でも紹介されています。
また、長い矢など持っていませんでしたので、園芸用の緑色の棒で計測しました。棒状のものなら何でも良いと思います。
ドローレングスの推定
前記のとおり、ドローレングスの計測は指導者のもとで正しいフォームで測定するのが良いことは大前提として、調べた結果について整理すると下記の通りでした。
1つは、アローレングスから推定するというもので、ドローレングス + 1~2インチ = アローレングス の関係式から逆算するもの。
もう一つは「ドローレングス」と入力してWeb検索すると出てくるコンパウンドボウの場合のドローレングス推定方法で、( アームスパン – 15 inch )/ 2 から算出するものです。
※アームスパンは、両手を広げた指先から指先までの距離で、インチに変換(1inch = 2.54cm)する。
ソースはこちらの資料です。coatl-headさんという、ところで紹介されています。
http://www.coatl-head.com/draw-length.pdf
自分のドローレングスを見極める
後者はコンパウンドボウの推定方法であることから根拠となりにくいのですが、2つの方法を両方試してシックリくる数値になれば、安心度が増すのではないでしょうか?
※ ただし、これで購入するのは自己責任となることに留意。
私の場合は、
・アローレングスの推定は26.8インチ
・ドローレングスの推定は25.6インチ
となりました。
アローレングス=ドローレングス+1~2インチの範囲に入っているので、丁度良い数値になったのではないかと考えています。
ストリング(弦)の長さが分からない
アーチェリーの弦(ストリング)は弓のサイズで概ね推定可能ですが、ハンドルとリムのメーカー組み合わせによって、微妙に違うようです。
なので、オンラインショップを除くと、自分の弓に合ったサイズを特注したり、自分で造ったりするのが一般的なようで、初めて弓を買う際の躓きポイントとなります。
※ 解決方法は後ほど。
矢も結構マニアック
矢の購入も色々知識が必要で大変です。
矢は基本的に4っつのパーツで構成されており、オンラインショップでもバラバラのパーツで売っています。また、それを自分で接着・組み立てしなければなりません。
※もちろん完成矢としても販売されていますし、バラバラで購入して組み立ててもらうことも可能です。
基本的には次のパーツで構成されており、重さ、強度、バランスも考慮しながら購入しなくてはなりません。
- ポイント ・・・ 矢の先端
- シャフト ・・・ 棒の部分
- ベイン ・・・ 羽
- ノック ・・・ 弦を引っ掛けるパーツ
※ 解決方法は後ほど。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
本記事では、アーチェリーを始めるために必要となる道具の一覧、素人が通信販売で弓具を購入する上で躓いてしまうポイントについて整理いたしました。
今回分かったアーチェリーを始めるための道具や躓きポイントについて、箇条書きで整理します。
- アーチェリーに必要な道具は表にまとめなくてはならないほど、いろいろある。
- 弓のサイズや、矢の長さを決めるためにはドローレングスが必要
- ドローレングスは指導者に計測してもらうのが一番よい
- ドローレングス、アローレングスを推定する方法はある。
- ドローレングス、アローレングスの推定は自己責任で。
- ストリング(弦)を選ぶのも一苦労ある。
- 矢の購入も簡単ではない。
次の記事では、ハンドルやリムなど私が検討した選び方について、情報を整理していきます。