スリムPCに搭載可能なグラボと動作可能な主なゲームの「まとめ」

2021年11月30日2024年7月28日

本記事は約６分で読めます。本記事の対象はPCゲームライトユーザーの方、これからPCゲームを始めたい方です。

本記事は2021年11月30日に公開した記事を2024年7月28日に修正しています。

最近は人気のPCゲームでも高性能な環境を要求しないものも増えてきているように思います。

もちろん、快適な環境を追求するのであればお金をかけて高性能なパソコンを用意するのも楽しいですが、ゲーム頻度の少ないライトユーザーにとっては「もう少し安くゲーム環境を整えたい」と考えるのが普通だと思います。

そこで、本記事では１万円代～入手可能な中古のスリムパソコンを購入して、そのスリムパソコンにグラフィックボードを搭載して自作のゲーミングPCを作成するための情報についてまとめました。

また、「どんなゲームができるのか」についてもまとめていますので、ぜひご覧ください。

自作パソコンのベースとなりうるスリムPCとは？

ここでいう「スリムＰＣ」とは「省スペースのデスクトップパソコン」のことで、手のひらサイズのPCなど超小型のものは含みません。

最近では「Core i3」「Core i5」の第4世代～第7世代のものが比較的入手しやすいようです。

第〇世代について、簡単にいうと数字が大きいほうが新しいと考えてください。
また、中古ショップで選ぶときに「core I5 6500」というCPUでしたら、第６世代と考えてください。

目ぼしいPCを見つけたあと、メーカーのHPなどから「仕様」を確認することで、大抵は知ることが可能です。

基本的には通信販売可能な中古PCショップなどから探しますが、中古のため当たり外れがありますので、保証期間が長く返品・交換が可能なショップから購入することをおすすめします。

私は別の記事でも記載していますがジャンクワールドで購入しました。近くの中古ショップの半額ほどで売られていて、少々不安ではありましたが購入から４年以上たっても現役として活躍しています。

ジャンクワールドでは液晶モニターが付属しているお得なものも見つかりますが、大抵接続はHDMIではなく、アナログ（VGA）のものですので「HDMI→VGA変換アダプタ」が必要となる場合があります。

不明

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ポチップ

検索するタイミングによって出てくるパソコンは様々です。私が調べた際に出てきたパソコン名称を記載しておきます。

などなど、他にも沢山でてきます。

スリムPCに搭載可能なグラボの条件で重要なものについて整理しました。

一番重要な項目です。

省スペースタイプのパソコンには汎用ではなく専用の形状をした電源が入っておりますが、その多くは最大出力250kw前後となっています。また、グラボに接続できる補助電源は搭載していないのが普通です。

なので、マザーボードのPIC-Express×16から給電が可能な75kw以下であることが必須条件となります。

さらに、250kwの全てを使えるのではなく容量の50％が望ましいとされています。頑張っても70%以下に抑える必要があります。無理をすると発熱量が大きくなり電源の寿命を縮めてしまいます。

スリムPCの拡張スロットには、LP（ロープロファイル）サイズのグラフィックボードしか搭載できませんので、これも必須条件となります。

以上の条件を満たすグラフィックボードを一覧にしました。基本的に上に書いてあるほど高性能としています。なので、そこに書いてあるゲーム名はその上に書いているグラボでもプレイできることになります。

名前	消費電力	主な対応ゲーム
GeForce RTX 3050	70w
Intel Arc A310	75w
GeForce GTX 1650	75w
GeForce GTX 1050 ti	75w
GeForce GTX 1050	75w	モンスターハンターワールド、ファイナルファンタジー15、バイオハザードRE3
Radeon RX 460	75w
GeForce GTX 750 Ti	60w
Radeon RX 550	50w
GeForce GT 1030	30w	ファイナルファンタジー14、フォートナイト、エーペックスレジェンズ、マインクラフト、LOSTARK、World of Warships、黒い砂漠