赤武(AKABU)色々|純米吟醸、ニューボーン、Limited、そして「浜娘」も

浜娘「純米吟醸」
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本記事では、岩手県盛岡市の「赤武酒造」で醸造されている日本酒「赤武」「浜娘」を飲んだ感想を紹介(レビュー)しています。

初めて飲んだAKABUは、純米酒のニューボーンでした
とても美味しく、それ以来時々購入しています

目次

「赤武酒造」について

赤武(AKABU)純米吟醸ニューボーン(NewBone)の蓋

「赤武酒造」に関する基本的な情報

項目情報
蔵名赤武酒造株式会社
所在地岩手県盛岡市
創業年(西暦)1,896年
創業年(和暦)明治29年
主要な銘柄AKABU、浜娘

その他

赤武は東日本大震災により被災を受け、その後復興したことで有名で、復興庁のwebサイトにも掲載されています。

赤武(AKABU)「純米酒」NEWBORN

AKABU「純米酒」NEWBORNの瓶

最初に紹介するのは、赤武「純米酒」ニューボーンです。

ニューボーンは、名から想像できる通り、しぼりたての新酒です
生酒の状態で出荷されています

赤武(AKABU)「純米酒」NEWBORNのスペック

項目情報
種類純米酒(生酒)
精米歩合60%
原料米岩手県産酒造好適米100%
アルコール度数15%

赤武(AKABU)「純米酒」NEWBORNのこもあき評価

AKABU「純米酒」NEWBORNのラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

やや甘口のやや濃厚・・・大好きです

赤武(AKABU)「純米酒」NEWBORNの感想(色と香り)

開封と同時にとてもいい香りが漂います。

とても華やかなかおりです。

そして、少し変わった香りで、私にはバニラのように感じました。

赤武(AKABU)「純米酒」NEWBORNの感想(味)

飲むととてもフレッシュ感を感じ、香りが口の中に広がります。

そして、舌にピリピリくる感じがあります。

フレッシュなのに味も濃く、強い甘さを持っていますが、あとから追ってくる酸味が絶妙でとても美味しい日本酒です。

一言でいうと「フレッシュ濃ゆ旨」酒です。

↑こちらはニューボーンではなく火入れです

赤武(AKABU)「純米吟醸」

赤武(AKABU)純米吟醸の瓶

つついて紹介するのは、赤武「純米吟醸」です。

こちらはニューボーンではなく火入れです
ニューボーンの記事はこの次に掲載しています

赤武(AKABU)「純米吟醸」のスペック

項目情報
種類純米吟醸酒
精米歩合50%
原料米岩手県産吟ぎんが100%
アルコール度数15%

赤武(AKABU)「純米吟醸」のこもあき評価

赤武(AKABU)純米吟醸のラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

赤武(AKABU)「純米吟醸」の感想(色と香り)

開封と同時にとてもいい香りが漂います。

香りはとても華やかです。

そして、公式ではリンゴ系の香りとの事でしたが、メロンにも近しい香りだと思います。

赤武(AKABU)「純米吟醸」の感想(味)

最初にしっかりとした甘みを感じますが、その後、酸味と旨味が混ざり合って複雑な味を感じます。

お酒の辛さも感じ、しばらく口の中に滞在しますが、酸味、旨味とともに切れていきます。

全体として味は濃いほうで、甘酸っぱい系の日本酒だと思います。

赤武(AKABU)「純米吟醸」NEWBORN

赤武(AKABU)純米吟醸ニューボーン(NewBone)の瓶

こちらは、赤武「純米吟醸」ニューボーンです。

この、ニューボーンは10月頃出荷されますので、フレッシュなしぼりたてを購入したい方はこの時期に酒屋にいくと良いです

赤武(AKABU)「純米吟醸」NEWBORNのスペック

項目情報
種類純米吟醸酒(生)
精米歩合50%
原料米岩手県産吟ぎんが100%
アルコール度数15%

スペックは、通年販売の純米吟醸と同じようです

赤武(AKABU)「純米吟醸」NEWBORNのこもあき評価

赤武(AKABU)純米吟醸ニューボーン(NewBone)のラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

赤武(AKABU)「純米吟醸」NEWBORNの感想(色と香り)

赤武(AKABU)純米吟醸ニューボーン(NewBone)の色

色はほぼ無色ですが、やや気泡が浮いています。

香りは、メロンやバナナを感じる甘い香りで芳醇

火入れ品も香り華やかですが、微発泡も手伝ってニューボーンの方が香りが強く感じました。

火入れ品もとてもいい香りですが、ニューボーンの方がより華やかに感じました

赤武(AKABU)「純米吟醸」NEWBORNの感想(味)

舌にピリピリくる感覚があります。

フレッシュで、さっぱりとした甘さと酸味です。

さっぱりとした印象なのですが、軽すぎず、丁度良く甘酸っぱい印象です。

甘さは「じわー」とした感じで口の中に広がるので心地よかったです。

余韻としては、甘さの後から辛さも若干でてきて切れていきます。

最初にさっぱりとした印象を受けながら、余韻としては、ややねっとりとした印象も受けました。

↑こちらはニューボーンではなく火入れ品です

赤武(AKABU)F「吟醸酒」

赤部(AKABU)Fの瓶

続いて紹介するのは、赤武F「吟醸酒」です。

AKABU「F」は、「For you」を略しての「F」ということで「あなたのために…」という意味が込められているとのことですよ

赤武(AKABU)F「吟醸酒」のスペック

項目情報
種類吟醸酒
精米歩合60%
原料米岩手県産酒造好適米100%
アルコール度数16%

こちらの日本酒は純米ではない「吟醸酒」です
美味しいお酒を安く流通させてくれていて、ありがたいですね

このお酒は1升瓶しか販売されていないようです
冷蔵庫の容量には気を付けたいところ

赤武(AKABU)F「吟醸酒」のこもあき評価

赤部(AKABU)Fのラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

赤武(AKABU)F「吟醸酒」の感想(色と香り)

赤部(AKABU)Fの色

色は、写真では水色っぽく見えますが、ほぼ無色です。

ちなみに、お猪口の隣に写っている水色の物体は徳利です。

香りは公式には「バナナのような甘い香りとメロンのような果実香」とされています。

私の感覚ではバナナやメロンに加えて奥の方にお米の香りが隠れているように感じます。

吟醸酒らしい、華やかな香りです。

赤武(AKABU)F「吟醸酒」の感想(味)

味については、辛さ・苦さが特徴だと思います。

最初はほんのり甘いのですが、あとで酸味と辛さを感じて辛さはしばらく口のなかで滞在します。

酸味はとても爽やかな感じです。

すこし温度をあげて、常温くらいにすると甘味と酸味が引き立ちとても美味しかったですよ。

赤武(AKABU)「純米吟醸」NEWBORN(愛山)

AKABU純米吟醸愛山NEWBORNの瓶

こちらは、人気の酒造好適米「愛山」で造られた、赤武「純米吟醸」ニューボーンです。

ニューボーンて事は「しぼりたて」の生酒ですね

赤武(AKABU)「純米吟醸」NEWBORN(愛山)のスペック

項目情報
種類純米吟醸酒(生)
精米歩合50%
原料米愛山100%
アルコール度数15%

赤武(AKABU)「純米吟醸」NEWBORN(愛山)のこもあき評価

AKABU純米吟醸愛山NEWBORNのラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

赤武(AKABU)「純米吟醸」NEWBORN(愛山)の感想(色と香り)

AKABU純米吟醸愛山NEWBORNの色

香りはとても高く、芳醇な、メロンを連想させる甘い香りです。

香りは、ビックリするくらい濃厚で、とてもいい香りでした

赤武(AKABU)「純米吟醸」NEWBORN(愛山)の感想(味)

とてもフレッシュです。

飲み口は甘いのですが、後半は柑橘系のような酸味と苦味を感じます。

苦味があるので、八朔とかそういった柑橘類っぽいと感じました。

若干口の中に余韻が残る日本酒で、旨味と酸味が残る感じです。

フレッシュなしぼりたて日本酒は苦みが強いことが多いですね

↑こちらはニューボーンではなく火入れ品です

赤武(AKABU)「純米吟醸」(結の香)

赤部(AKABU)結の香の瓶

こちらは、結の香で造られた、赤武「純米吟醸」です。

赤武(AKABU)「純米吟醸」(結の香)のスペック

項目情報
種類純米吟醸酒
精米歩合50%
原料米結の香100%
アルコール度数15%

赤武(AKABU)「純米吟醸」(結の香)のこもあき評価

赤部(AKABU)結の香のラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

赤武(AKABU)「純米吟醸」(結の香)の感想(色と香り)

赤部(AKABU)結の香の色

香りはNEWBORN(生酒)と比較すると若干おとなしめな印象ですが、それでもとても華やかで、リンゴを連想させる爽やかな香りです。

色味は普通に透明です。

赤武(AKABU)「純米吟醸」(結の香)の感想(味)

生酒のようなフレッシュさです。

飲み口は、やや甘さが控えめのためドライな印象でした。全体的には甘さと酸味がありながら、旨味が強い日本酒と思います。

最後に辛さ、苦味をが残りますが、すぐに切れます。苦味に関してはやや独特な薬草のような雰囲気に感じました。(それほど強い苦味ではないです)

赤武(AKABU)「マウンテン」MOUNTAIN

AKABU(赤部)Mountainの瓶

こちらは、赤武のLimitedシリーズのMOUNTAINです。

Limitedシリーズは、MOUNTAINのほかにも季節ごとに販売されていますので、購入したら追加していきます

赤武(AKABU)「マウンテン」MOUNTAINのスペック

項目情報
種類純米酒
精米歩合60%
原料米岩手県産酒造好適米100%
アルコール度数14%

赤武(AKABU)「マウンテン」MOUNTAINのこもあき評価

AKABU(赤部)Mountainのラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

赤武(AKABU)「マウンテン」MOUNTAINの感想(色と香り)

AKABU(赤部)Mountainの色

色はほぼ無色ですが、開封直後は微発泡しており、気泡が浮いています。

香りは、レモン菓子を思わせる酸味系の香りに、お米や米麹のようなふくよかな香りが入り混じっている印象です。

レモン菓子はレモン味のグミをイメージしています。

赤武(AKABU)「マウンテン」MOUNTAINの感想(味)

あっさりした甘さと、強めの酸味が特徴だと思います。

最初はほんのりと甘さを感じますが、その後、一気に酸味が上書きしていき、甘酸っぱい印象に変わります。

また、その後は旨味がぐっと強くなり、支配的になっていきます。

公式に記載の「奥行き深く・・・」とは、このことでしょうか?

浜娘「純米吟醸酒」

浜娘「純米吟醸」の瓶

こちらは、岩手県限定流通の「浜娘」です。

岩手県に行かないと買えない日本酒ですが、赤武が好きな私は頑張って買ってきました!

浜娘「純米吟醸酒」のスペック

項目情報
種類純米吟醸酒
精米歩合55%
原料米国産米100%
アルコール度数15%

酒屋さんに聞きましたが、岩手県でも「浜娘」を置いているお店は「赤武」を置いていないそうです

浜娘「純米吟醸酒」のこもあき評価

浜娘「純米吟醸」のラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

浜娘「純米吟醸酒」の感想(色と香り)

浜娘「純米吟醸」の色

色味はオレンジかかった透明色です

香りは「さくらんぼ」を連想させる華やかな香りです。どこかパイナップルっぽい感じもします。

浜娘「純米吟醸酒」の感想(味)

甘酸っぱくとても美味しい日本酒です。

甘酸っぱさは、香りと同じく「さくらんぼ」「パイナップル」を連想させます。

また、苦みはほとんどなく、雑味もないのでとても飲みやすく美味しい日本酒です。

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たまも日本酒の沼に落ちる「第5話」

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