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佐賀県に蔵を構える天吹酒造合資会社の「恋する春の純米大吟醸」を購入いたしました。2月は春限定のお酒や、春をイメージしたお酒が多く飲みたい日本酒が沢山ありますね。
このお酒は花酵母が使用されており開封直後に広がるフルーティで甘い香りが特徴でした。
春のキャンプや晩酌にピッタリなお酒だと思いますので、紹介していきます。
天吹酒造「恋する春の純米大吟醸」の基本情報
最初に、「恋する春の純米大吟醸」の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
「恋する春の純米大吟醸」の醸造元「天吹酒造」について
「恋する春の純米大吟醸」の醸造元「天吹酒造」の基本情報です。
- 蔵名 天吹酒造合資会社
- 蔵所在地 佐賀県みやき町
- 創業 元禄年間(西暦1,688~1,704年)
- 主要銘柄 天吹
天吹(あまぶき)酒造合資会社は、元禄時代(1688年~1704年)に創業された歴史のある酒造で、佐賀県に蔵を構えております。
今回紹介するお酒以外にも花酵母を使用したお酒を多く醸造しており、昔ながらの製法にこだわりを持ちながらも、新しいものも取り入れていく酒造なのだと思います。
「恋する春の純米大吟醸」の数値評価など
姉妹品?として「夏に恋する特別純米(生)」「秋に恋する純米」「冬に恋する純米大吟醸(生)」があります。
- 種類 純米大吟醸
- 精米歩合 50%
- 原料米 佐賀県米(種類は非公開)
- アルコール 16%
- 使用酵母 花酵母(詳細は非公開)
裏のラベルに「花酵母」について触れていますが、どの花酵母を使用しているかは記載されていません。
天吹酒造のホームページに”恋の花咲く季節である春にぴったりの佐賀県産米と花酵母の出会いで生まれた純米大吟醸”と記載されていました。
花酵母とは
従来から使用されている「酵母」とは違い、東京農業大学の研究により自然に存在している花から香りを醸し出す酵母を分離して作られた新しい酵母です。
花酵母の詳細は「東京農大花酵母研究会」HPに詳しく記載されています。
「恋する春の純米大吟醸」の特徴・感想(評価・レビュー)
恋する春の純米大吟醸の色や香りの特徴
色合いについてはほぼ透明です。
よく見たら色がついているかな?といったところでしょうか。
花酵母を使用した日本酒は香り華やかなことが多いです。吟醸であれば尚更ですね。
前記しましたが、開封すると甘い香りが広がりました。香りは強すぎず、弱すぎず、心地よい香りです。
どの様な香りなのかを表現すると「冷蔵庫にリンゴをたくさん保管している時、不意に冷蔵庫のドアを開けるとふわっと感じられるリンゴのいい香り」のような感じでしょうか。
※リンゴ酵母を使用していると考えましたが、天吹酒造には「純米大吟醸りんご酵母」という商品もありますので、そちらも飲んでみないと分かりませんね。
恋する春の純米大吟醸の味の特徴
天吹酒造のホームページによると”あふれ出る情熱を感じさせるリッチな旨みと初恋を思い出すような爽やかな酸味はまさに恋の味わい。”とのことです。
残念ながら初恋は思い出しませんでしたが、最初ふわっと甘くてあとでうま味、酸味がくるような感じでとても美味しいです。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
花酵母を使用した「恋する春の純米大吟醸」は(個人的感想ですが)「冷蔵庫にリンゴをたくさん保管している時、不意に冷蔵庫のドアを開けるとふわっと感じられるリンゴのいい香り」でとても美味しかったです。
この日本酒・清酒の口コミ
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