日本酒の分類(フレッシュ、まろやか、など)の「タグ -tag-」を設けています。お好みの日本酒を探す時にお使ください。
光栄菊酒造株式会社の無濾過生原酒「月光」を頂きました。
このお酒は入手困難ですが、今まで出会ったことの無い「甘ずっぱい酸味」でとても美味しかったです。
少し高価なお酒ですが、機会がありましたらまた是非購入したい日本酒です。
光栄菊酒造株式会社とは
最初に、光栄菊「月光」の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
光栄菊の蔵元「光栄菊酒造」について
光栄菊「月光」の醸造元である「光栄菊酒造」の情報です。
- 蔵名 光栄菊酒造株式会社
- 蔵所在地 佐賀県小城市
- 創業 令和元年(西暦2,018年)
- 主要銘柄 光栄菊
※酒造免許を取得した年です。
公式サイトが見つかりませんでしたが、公式のインスタグラムがありました。
佐賀県小城市に蔵を構える光栄菊酒造は2008年に廃業した光栄菊酒造の跡地を利用して創業し、2018年(令和元年)に酒造免許を取得した蔵です。
また、光栄菊の蔵を含む建物は、国の登録有形文化財(建造物)にも指定されており、歴史的価値も高いことが分かります。
有形文化財とは
有形文化財とは”建造物,工芸品,彫刻,書跡,典籍,古文書,考古資料,歴史資料などの有形の文化的所産で,我が国にとって歴史上,芸術上,学術上価値の高いもの”のことで、詳細は文化庁の㏋に記載されています。
※上記” ”内は文化庁HPより引用
光栄菊「月光」の数値評価など
ラベルや公式インスタなどから「月光」の数値評価などを整理しています。
- 種類 無濾過生原酒
- 精米歩合 非公開
- 原料米 八反錦100%
- アルコール 13%
ラベルから「無濾過生原酒」であることが分かります。また、インスタグラムの情報から「天然乳酸菌仕込み」で仕込まれているとの事です。
天然乳酸菌仕込みとは
あまり聞いたことが無い名前でしたので、調べてみました。
インスタグラムの過去投稿を隅々まで読むと、記載がありました”天然乳酸菌仕込とは「生もと・山廃」を区別しない新たな呼称”との事です。
※上記” ”内は公式インスタより引用
このことから、乳酸を添加することなく天然の乳酸菌を培養させる伝統の製法で作られているものと思います。
光栄菊「月光」の特徴・感想(評価・レビュー)
公式インスタによると”光栄菊シリーズは開封直後よりもむしろ、抜栓後の時間経過により本領を発揮”するとの事です。
※上記” ”内は公式インスタより引用
なので、4合瓶でしたが5回に分けて少しづつ楽しみました。
光栄菊「月光」の色や香りの特徴
色は上の写真のとおりほぼ透明です。
香りは私には「なし」の様な香りに感じました。(一般には「青りんご」という評価だそうです・・)
香りは開封後ある程度時間が経ってからのほうが強くなっている気がしました。香りが開くとはこのことでしょうか・・?
光栄菊「月光」の味の特徴
生酒なので冷蔵庫で冷やした温度でいただきました。
第一印象としては正直、「酸味が強くて飲みにくい」と感じました。
しかし、5回に分けて少しづつ飲んでいくうちに、慣れたのか変化したのかは分かりませんが、酸味もマイルドに感じてきて最終的には大好きなお酒になっていました。
表現するならば「乳酸菌飲料ような爽やかな酸味」でしょうか。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
光栄菊「月光」は、数回に分けて飲んでいくうちに、酸味が癖になる、良いお酒でした。また、機会があれば購入したいと思います。
光栄菊「月光」のまとめ
- 少し高めだけど買う価値アリ
- 酸味が癖になる
- 開封後数日すると落ち着いてより美味しくなる
- なしや青りんごの香り
この日本酒・清酒の口コミ
日本酒・清酒の感想は人それぞれです。このお酒の感想や、意見などございましたらコメント欄からお願いします。頂いたコメントは本記事内でご紹介させていただく場合がありますのでご了承ください。
(なお、本記事に無関係な内容、公序良俗に反すると管理者が判断した場合はスルーさせていただきます)
コメント