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酒屋さんを巡回中、見慣れない日本酒を見つけました。
手に取ってみると、キャップに「真澄」とありました。
通常みかける真澄は少し渋めのラベルですが、アルファベットで「MIYASAKA」と書いてありスタイリッシュなラベルです。
早速、購入して飲んでみましたので、どのようなお酒だったのか感想を共有していきたいと思います。
宮坂醸造「MIYASAKA」の基本情報
最初に、宮坂醸造「MIYASAKA」の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
MIYASAKAの蔵元「宮坂醸造」について
宮坂醸造「MIYASAKA」の蔵元である「宮坂醸造株式会社」の基本情報です。
- 蔵名 宮坂醸造株式会社
- 蔵所在地 長野県諏訪市
- 創業 寛文2年(西暦1,662年)
- 主要銘柄 真澄
真澄の酒蔵から発見された新種の酵母が現在の協会7号酵母になっているそうです。今回購入した「MIYASAKA」も7号酵母が使用されています。
宮坂醸造「MIYASAKA」の基本情報(数値評価など)
まず、ラベルや公式HPなどでわかる、宮坂醸造「MIYASAKA」の数値評価について整理していきます。
- 種類 純米吟醸酒(中取り)
- 精米歩合 55%
- 原料米 長野県産美山錦
- 酵母 7号酵母(自社株)
- アルコール 15%
中取りとは、上槽で搾るときに一番品質が良いとされる、中間をくみ取ったものです。
宮坂醸造「MIYASAKA」の感想(評価・レビュー)
真澄「真朱(AKA)」の味や香りの5段階評価
まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)
項 目 | 評 価 |
---|---|
香り | ★★★☆☆ |
甘さ | ★★☆☆☆ |
酸味 | ★★★★☆ |
旨味 | ★★★★☆ |
辛味・苦味 | ★★★☆☆ |
宮坂醸造「MIYASAKA」の色や香りの特徴
色合いは写真のとおりです。
香りは少し特徴的で「わたあめ」とか「ザラメ砂糖」の様な香りに感じました。
公式では「蜜りんご」の香りと評価されておりました。確かに!
香りはそれほど強いわけではありませんが、ねっとりと口に残る香りです。
宮坂醸造「MIYASAKA」の味の特徴
酸味がやや強い印象です。
公式では「ライチの様な酸味」と表現されておりましたが、発酵の雰囲気も感じるので私は「発酵したライチ」の様な酸味と思いました。
甘みと酸味の後に、旨味と苦みを感じます。
酸味と苦みはやや長く口の中に残っている印象です。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
宮坂醸造「MIYASAKA」は爽やかな酸味を強く感じる近代的な日本酒でした。
蜜りんごの様な香りと、発酵ライチの様な酸味で美味しいですよ!
古典的な日本酒が苦手な方はこういった日本酒がおすすめです。