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今回ご紹介する日本酒は、三芳菊の純米吟醸無濾過生原酒「白ぶどう」です。
三芳菊の日本酒はラベルが変わっているのでので酒屋さんでは目を引きやすく、つい手に取ってしまいます。
特に、今回購入した「白ぶどう」のラベルも可愛いらしいですが、無色透明の瓶に琥珀色の液体が入った瓶となっているため、「日本酒なのかな?」と気になってしまう日本酒でした。
酒屋さんのお話では「ほぼ白ワイン」との事でしたが、実際にどうだったのか私の感想について紹介していきます。
純米吟醸無濾過生原酒「白ぶどう」の基本情報
最初に、三芳菊|純米吟醸無濾過生原酒「白ぶどう」の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
なお、三芳菊は濁らない「みよしきく」と読むようですよ。
白ぶどうの蔵元「三芳菊酒造」について
純米吟醸無濾過生原酒「白ぶどう」の醸造元である「三芳菊酒造」の基本情報です。
- 蔵名 三芳菊酒造株式会社
- 所在地 徳島県三好市池田町サラダ
- 創業年 明治36年(西暦1,903年)
- 代表銘柄 残骸、ネコと和解せよ
所在地は〇〇市までしかいつもは書きませんが「サラダ」が気になったので、サラダまで書きました。
地名については諸説あるようですが、カタカナという攻めた名前の地域に蔵を構える、かなり攻めた日本酒を造る酒蔵ってことで、私の中で整理されています。
純米吟醸無濾過生原酒「白ぶどう」のスペック(数値評価など)
純米吟醸無濾過生原酒「白ぶどう」の基本情報(スペック・数値的評価)について整理していきます。
- 種類 純米吟醸無濾過生原酒
- 精米歩合 60%
- 原料米 山田錦100%
- アルコール 15%
アルコール度数については、生原酒ということもあり製造年月により増減することがあるようで、14%のものもあるようです。
無濾過生原酒とは
文字通り無濾過なので、一般的には「槽(ふね)」や「上槽(じょうそう)」と呼ばれる機械で醪から日本酒を搾り取ったあと、ろ過や沈殿などで浮遊物である「おり」を取り除く作業をしていない日本酒で、このような日本酒はフレッシュ感が強く残り、ふくよかな米の旨味を感じされる味わいになるとされています。
無濾過の場合、運がよいと底の方に「おり」が貯まっている場合があります。
さらに、生原酒ということで、割り水などによるアルコール調整やブレンドなどはせずに、瓶詰めされ、生のまま出荷される日本酒です。
純米吟醸無濾過生原酒「白ぶどう」の特徴と感想(評価・レビュー)
純米吟醸無濾過生原酒「白ぶどう」の味や香りの5段階評価
まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)
項 目 | 評 価 |
---|---|
香り | ★★★☆☆ |
甘さ | ★★☆☆☆ |
酸味 | ★★★☆☆ |
旨味 | ★☆☆☆☆ |
辛味・苦味 | ★★★☆☆ |
純米吟醸無濾過生原酒「白ぶどう」の色や香りの特徴
瓶詰めされていた時点ですでに分かっていましたが、白ワインのような綺麗な琥珀色をしている日本酒です。
香りは名前のとおり、白ぶどうを思わせるフルーティな香りでとても華やかです。
個人的には、密入りのリンゴのようにも感じる、いい香りです。
純米吟醸無濾過生原酒「白ぶどう」の味の特徴
口に含むと、甘い香りがホンワリと口の中に広がります。
優しい甘さと、強めの酸味、余韻に少しだけ苦みを感じてフィニッシュです。
酒屋さんでは「白ワインの様な日本酒」と説明を受けました。確かにやや辛口の白ワインに近いお酒なのですが、余韻などはやっぱり日本酒を感じます。
フルーティで、香りを含めやや甘い日本酒ですが、余韻の苦みがキリリと締めてくれるので、飲み飽きせずにスイスイと飲めてしまいました。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ラベルが可愛いのと、白ワインのような見た目の日本酒、三芳菊の純米吟醸無濾過生原酒「白ぶどう」は、白ぶどうの様な甘い香りの美味しい日本酒でした。
「白ワインのよう」という言葉に嘘偽りはないと思います。
私の中の白ワイン
本記事もそうですが、簡単に「白ワインのよう」という表現をしていますが、歴史が古い白ワインにも色々な種類、いろいろな味わいがありますので、伝わりにくい表現かもしれません。
私の中での白ワインは、下のリンクの「おたる醸造ナイヤガラ」です。
純米吟醸無濾過生原酒「白ぶどう」のまとめ
- 「白ぶどう」や「蜜リンゴ」を思わせる甘い香り
- 口に含むを甘い香りがホンワリ広がる
- ワインに近いが余韻で日本酒であることを思い出す
この日本酒・清酒の口コミ
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