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今回ご紹介させていただく日本酒は、北海道(旭川市)の酒造「男山」の蔵元限定酒(資料館限定)の、復古酒(生)です。
本記事では、復古酒(生)についての入手方法や、香り、味の感想など、実際に飲んでみた感想について、情報提供します。
男山「復古酒」生の基本情報
最初に、男山「復古酒」生の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
復古酒の蔵元「男山」について
復古酒の醸造元である「男山株式会社」の基本情報です。
- 蔵名 男山店株式会社
- 蔵所在地 北海道旭川市
- 創業 明治20年(西暦1,887年)
- 主要銘柄 男山、北の稲穂
創業は明治20年ですが、江戸時代に男山八幡宮の名をとって作った酒「男山」を正式継承しておりますので、お酒の歴史としてはもっと古いそうです。
男山「酒造り資料館」について
今回は「蔵元限定酒」です。
男山には資料館があり、併設されるショップで限定酒を購入することができます。
資料館では、今回の復古酒などの蔵元限定酒が購入できるほか、無料(一部有料)の試飲もあります。
男山「復古酒」生の基本情報(数値評価など)
ラベルなどから、男山「復古酒」生のスペック(数値的評価)について整理していきます。
- 種類 生原酒
- 精米歩合 65%(扁平精米)
- 原料米 国産米100%
- アルコール 17%
- 日本酒度 -53
日本酒度
日本酒度は、いわゆる「甘口」「辛口」の指標で、アルコール度数や酸度も関係するので一概には言えませんが、マイナスが大きくなるほど甘いお酒ということです。
マイナス53は初めて見ました…。
復古酒について
公式によると
元禄時代の古文書に残された純米濃厚仕込みを再現
男山公式Webサイト
した日本酒です。
男山「復古酒」生の特徴と感想(評価・レビュー)
男山「復古酒」生の味や香りの5段階評価
まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)
項 目 | 評 価 |
---|---|
香り | ★★☆☆☆ |
甘さ | ★★★★★ |
酸味 | ★★★☆☆ |
旨味 | ★★☆☆☆ |
辛味・苦味 | ★☆☆☆☆ |
男山「復古酒」生の色や香りの特徴
色は濃い琥珀系です。
香りは、キウイとかリンゴを思い出す華やかな香りです。
男山「復古酒」生の味の特徴
感想としては「甘い!」の一言に尽きます。
フレッシュ感はありますが、それを上回ってくる甘さです。
ねっとりとした甘さですが、しっかりとした酸味も持っており旨味も感じます。
後味(余韻)は、まるでシロップ(シラップ)のかき氷を食べた後のようです。氷に復古酒をかけてかき氷にしても違和感がないと思います。
甘さで舌がビリビリするくらいなので、ロックでも楽しめますし、炭酸で割っても美味しいです。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
男山「復古酒」生は、想像以上に甘く、でも、酸味と旨味も持っている美味しい日本酒でした。甘すぎるという方は、ロックや炭酸で割るのも面白いと思います。
今までにない日本酒を体験することができました。
男山「復古酒」生のまとめ
色つや | かなり濃いめの琥珀系です。 |
香り | キウイやリンゴを思い出す、さわやかで華やかな香りです。 |
味 | 甘いの一言 甘い中にもしっかりとした酸味と旨味 ロックや炭酸割りでも美味しい濃さ |
その他 | 蔵元(酒造り資料館)限定酒 |
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