北海道旭川市「高砂酒造」|国士無双、若蔵、農家の酒、Sweetなど

高砂酒造「純米酒」sweet
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本記事では、北海道の旭川市の酒蔵「高砂酒造」で醸造されている日本酒を飲んだ感想を紹介(レビュー)しています。

目次

「高砂酒造」について

北海道旭川市「国士無双」で有名な高砂酒造

「高砂酒造」に関する基本的な情報

項目情報
蔵名高砂酒造株式会社
所在地北海道阿波氷川氏
創業年(西暦)1,899年
創業年(和暦)明治32年
主要な銘柄国士無双、農家の酒

高砂酒造の酒蔵レポート

高砂酒造の酒蔵のレポートはこちらです。

酒蔵はJR旭川駅に近いので、乗り換え等の時間があるときに立ち寄ることができます

「国士無双」特別純米酒(生)酒蔵限定

酒蔵限定酒「国士無双」特別純米酒(生)の瓶

最初は蔵元限定の「国士無双」特別純米酒です

「国士無双」特別純米酒(生)のスペック

項目情報
種類特別純米酒
精米歩合58%
原料米美山錦100%
アルコール度数18~19%

ラベルには「蔵酒一番搾り」と記載されています
醪を搾る装置である”槽口桶から一番最初に搾った生酒”との事です

「国士無双」特別純米酒(生)の基本情報

酒蔵限定酒「国士無双」特別純米酒(生)のラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

「国士無双」特別純米酒(生)の感想(色と香り)

酒蔵限定酒「国士無双」特別純米酒(生)の色

色はかなり透明感があります。良くみると「若干ブラウンぽい」といったところ。

香りはかなり穏やかです。

香りの系統としては「アルコール感があるお米の様な香り」といったところ。

「国士無双」特別純米酒(生)の感想(味)

最初はお酒だけで頂きましたが、あまり甘さが無い、いわゆる「辛口」系の日本酒でした。

しかしながら、奥の方に甘みを感じます。

そこで、脂の乗りがよいノルウェー産のサーモンをアテに飲んでみました。アテと一緒に飲むと、奥の方に感じた甘みが引き立って、とても美味しかったです。

5段階評価では甘さ★1としましたが、アテと一緒だと★2です。

さらに、脂っこさを口から消してくれるので、交互に飲み食いしてしまいましたね・・・。

「食中酒というのはコレか!」と心底、思いました。

余韻は辛さで、舌にビリビリと感じるくらいです。

「若蔵」ワイン酵母の純米酒

高砂酒造「若造」ワイン酵母仕込の瓶

「若蔵」ワイン酵母の純米酒のスペック

項目情報
種類純米酒(ワイン酵母仕込み)
精米歩合60%
原料米北海道産「彗星」100%
アルコール度数14%
日本酒度-5

「若蔵」は、高砂酒造の若手が手掛けるという企画の日本酒で、ワイン酵母のように人気があるものは、今回購入したお酒のように「復刻」されているようです

「若蔵」ワイン酵母の純米酒のこもあき評価

高砂酒造「若造」ワイン酵母仕込のラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

「若蔵」ワイン酵母の純米酒の感想(色と香り)

高砂酒造「若造」ワイン酵母仕込の色

色は写真の通り少し黄色みのある、白ワインのような色合いです。

香りも、酸っぱさを連想させるような、何処か白ワインを感じさせる優しい香りでした。

「若蔵」ワイン酵母の純米酒の感想(味)

飲み始めはやや強めの甘さを感じます

甘さはやや長く口の中に残りますが、その後ろの方で酸味から旨味、辛さ(やや渋め)に変化していきました。

印象としては、少し発酵してしまったようなフルーツのような感じです。食べられるギリギリのぶどうとか、プラムといった印象でした。

「若蔵」白麹仕込みの純米酒

北海道高砂酒造の若蔵(白麹仕込)の瓶

このお酒は「白麹」仕込み、一般的な「黄麹」と比べるとクエン酸を多く生成するため、例外もありますが、酸味強めに仕上がっている日本酒が多いです。

「若蔵」白麹仕込みのスペック

項目情報
種類純米酒(白麹仕込み)
精米歩合60%
原料米北海道産「きたしずく」100%
アルコール度数14〜15%

このお酒には「生」もありますので、この後紹介します

「若蔵」白麹仕込みのこもあき評価

北海道高砂酒造の若蔵(白麹仕込)のラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

「若蔵」白麹仕込みの感想(色と香り)

北海道高砂酒造の若蔵(白麹仕込)の色

色は写真の通り少し黄色みのある、透明色といったところ。

香りは、レモンのような酸味の有りそうな香りで、穏やかに香っています。

とても美味しそうな香りです。

「若蔵」白麹仕込みの感想(味)

まず、酸味ですが、想像していたような強烈な酸味ではなく、全体的にスッキリした日本酒の印象です。その中でも酸味が輝いていました。

最初は甘酸っぱいような味ですが、酸味はやや口の中に滞在しており、徐々にお酒の苦みに変わっていく感覚です。

どうでも良い余談

若干渋みも持っていますので、電子タバコ(バイオレットフレーバー)と一緒にいただくと、何故か緑茶を感じました。

「若蔵」白麹仕込みの純米酒(生酒)

高砂酒造「若蔵」白麹仕込みの「生酒」の瓶

「若蔵」白麹仕込み(生酒)のスペック

項目情報
種類純米酒(白麹仕込み)
精米歩合60%
原料米北海道産「きたしずく」100%
アルコール度数14〜15%

スペックは「火入れ」も「生酒」も同じですね

「若蔵」白麹仕込み(生酒)のこもあき評価

高砂酒造「若蔵」白麹仕込みの「生酒」ラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

フレッシュ感が強いせいか、火入れよりも甘みを強く感じました

「若蔵」白麹仕込み(生酒)の感想(色と香り)

高砂酒造「若蔵」白麹仕込みの「生酒」の色

色は写真の通り少しほぼ透明ですが、若干ブラウンが入ってるかな?といった印象。

香りは、レモンやグレープフルーツのような柑橘系を連想させる香りでです。

「火入れ」よりは香りが立っている印象。

「若蔵」白麹仕込み(生酒)の感想(味)

まず、フレッシュ感が強いです。

白麹ということでやはり酸味が際立っています。

ただ、甘味も強く感じるので全体的には甘酸っぱい印象で、柑橘系の果汁を思い出しました

余韻はふわっと苦味が出てくるので、最初の甘酸っぱさと相まって、最後にグレープフルーツを感じました。

おすすめは生酒のほう

どちらも美味しいですが、フレッシュで甘みを強く感じる「生酒」のほうがおすすめです。

ただ、火入れも甲乙つけがたいくらい美味しいかったですよ。

「農家の酒」生原酒純米吟醸酒

「農家の酒」生原酒純米吟醸酒の瓶

「農家の酒」生原酒純米吟醸酒のスペック

項目情報
種類純米吟醸酒(生原酒)
精米歩合55%
原料米北海道旭川産「彗星」100%
アルコール度数17~18%

「彗星」は、有名なお米「きらら397」などのお米を掛け合わせて造られた「吟風」に、更に「初雫」というお米を掛け合わせて造られた酒造好適米で、軽快でスッキリと飲みやすいお酒になると言われています。

このお酒に使用されている「彗星」は、旭川の農園「うけがわファーム」で作られたものとのことです

「農家の酒」生原酒純米吟醸酒の基本情報

「農家の酒」生原酒純米吟醸酒のラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

「農家の酒」生原酒純米吟醸酒の感想(色と香り)

「農家の酒」生原酒純米吟醸酒の色

色合いは写真のとおり透明で、綺麗なお酒の印象です。

香りは表現が難しいのですが「お米の香りの中にフルーツの梨を感じる」といった感じです。

伝わりますでしょうか・・・?

「農家の酒」生原酒純米吟醸酒の感想(味)

まず、生酒なのでとてもフレッシュな飲み口です。

味は終始酸味を感じる中に、甘さと辛さが順番に訪れ、やや辛さが口に残るといった印象です。

少し意外だったのは、フレッシュな生酒でありながら、どこかクラシックな日本酒の様などっしりとした印象も受ける、少し不思議な味わいでした。

「国士無双」Sweet 純米酒

高砂酒造「純米酒」sweetの瓶

「国士無双」Sweet 純米酒のスペック

項目情報
種類純米酒
精米歩合60%
原料米国産米100%
アルコール度数12〜13%

アルコール度数はやや低めですね

「国士無双」Sweet 純米酒のこもあき評価

高砂酒造「純米酒」sweetのラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

「国士無双」Sweet 純米酒の感想(色と香り)

高砂酒造「純米酒」sweetの色

色は若干ブラウンを感じる透明でした。

香りは、フルーティさも感じますが、やや別の香りが隠れている印象です。

「国士無双」Sweet 純米酒の感想(味)

甘さが強いですが、さっぱり系の甘さ。

かなり軽やかで、飲みやすいお酒です。

精米歩合は60%ですが、やや低精米のお酒の雰囲気も感じる不思議なお酒。

日本酒感はありますが、低アルコールでとても飲みやすいです。

おすすめは常温

個人的には冷蔵庫で冷やすよりも、常温のほうが濃い味に感じるので好みでした。

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たまも日本酒の沼に落ちる「第6話」

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