個人的な主観になりますが、スパイスから作る本格カレーはクミンの風味が強いものが多い気がしています。クミン風味が強いカレーが少々苦手なので、クミンの風味を抑えたスパイスカレーレシピを考えました。
正確にはクミンの分量を減らし、カルダモンで香りづけしたレシピです。
材料の紹介
スパイスの種類は6種類です。簡単に作るためスパイスはすべてパウダーです。
また、特にカレースパイスの黄金比などは意識することなく、作るたびにスパイスの種類を変えながら、たどりついたものです。スパイス以外(あめ色玉ねぎの作り方など)は前に紹介した、100円ショップで買うことのできるミックススパイスから作るカレーとあまり変えていません。
スパイス以外に使う材料
- 鶏もも肉 ・・・ 250g
- 玉ねぎ ・・・ 大1コ
- トマトケチャップ ・・・ 大さじ2
- チューブニンニク ・・・ 20cm
- チューブショウガ ・・・ 5cm
- サラダ油 ・・・ 大さじ2
- お水 ・・・ 300ml
スパイスと塩
スパイスはすべて簡単に使うことができる、パウダータイプです。
- 塩 ・・・ 小さじ1/2強
- クミン ・・・ 小さじ1
- コリアンダー ・・・ 小さじ1
- オールスパイス ・・・ 小さじ1/2
- カルダモン ・・・ 小さじ1/2
- チリペッパー ・・・ 小さじ1/2
- ターメリック ・・・ 小さじ1/2
チリペッパーは、カイエンペッパーを使用しています。結構辛いですので、辛いのが苦手な人は量を減らしてください。
カルダモンはスーパーなどで探すと結構いい値段しますが、輸入食品店などで袋入りのものは安く買うことが出来ます。(私はカルディーコーヒーファームで買いました)
作り方
スパイス以外は、100円ショップで買うことのできるミックススパイスから作るカレーとあまり変えていません。にんにくを増やしたくらいでしょうか。
スパイスの調合
スパイスは玉ねぎを炒めている間に調合すると時短になります。適当な瓶などにスパイスと塩を計量して入れて、準備しておきます。(わたしは、プリンの空き瓶を使っています)
写真は、チリペッパーを入れ忘れていますが、私の場合は一気に塩とスパイスを入れていますので、このように瓶に入れて準備します。(プリンの瓶がおすすめ)
玉ねぎのみじん切り、炒め(あめ色玉ねぎの作り方)
玉ねぎのみじん切りから、炒める手順は以前の記事と全く同じなので下のリンクの記事をご確認ください。。
この記事では野菜カッターを使用して10回レバーを引いていますが、合計8回にした方が細かくなり過ぎず良いかもしれません。まずは5回引いて、ハンドル野菜カッターを数回振ってから更に3回レバーを引くのがよいです。
なお、慣れてくると包丁の方が格段に速くなりますので、何度も作る方は包丁でのみじん切りをお勧めします。
にんにく、生姜、ケチャップの投入
きつね色になった玉ねぎに、にんにく(チューブ)20cm、生姜(チューブ)5cmを加え、炒めながらなじませていきます。
なじんだら、火力を弱火にしてケチャップを投入します。
上の写真のように、玉ねぎとケチャップは分けるように投入します。ケチャップの酸味が残らないように、十分水分が抜けてから玉ねぎと混ぜるようにして下さい。
スパイスと塩の投入
玉ねぎとケチャップが良くなじんでから、先ほど調合したスパイスと塩を投入して、スパイスの香りが出るまで炒めます。カルダモンの香りがたまりません!
2分くらい炒めると写真のような状態になります。油と玉ねぎが分離して、いい香りがするまで炒めます。(炒めすぎると焦げるので、気を付けてください)
鶏肉(できればもも肉)を投入
カット(大きさは好み)した鶏肉をフライパンに投入し、表面すべてに焼き色がつくまで軽く炒めます。写真は都合により鶏むね肉ですが、もも肉のほうがおいしいです。
加水して煮込み
水を300ml加え、強火で一度沸騰させます。沸騰させてから、火力を中弱火に変更して15分くらい煮込みます。
写真のように、とろみが出たら完成です。今回は15分でしたが火力の微妙な調整により煮込み時間は変わりますので、とろみが出たら煮込み終了としてください。
この後、何かが足りないと感じた場合は、お好みで隠し味を入れてください。
完成
ごはんに作ったカレーを1/2かければ、完成です。ちょっと玉ねぎが大きすぎたのか、見栄えはいまいちですが、カルダモンの香りが効いたいい香りのカレーが出来ました。
さいごに
今回作ったカレーは気に入った味にできましたが、まだまだ改良の余地があります。詳しい方、アドバイスを頂けると幸いです。
ココナッツを入れるとより、クミンの風味を抑えることが出来ます。アウトドア用のレシピには、ココナッツミルクを安く入手する方法も記事にしていますので是非ご覧ください。