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今回ご紹介する日本酒は、新政(あらまさ)酒造の「亜麻猫」です。
新政の日本酒は地域によってはとても入手困難で、酒屋さんでの購入は私が住んでいる地域ではやや難しいです。このため、今回の記事は居酒屋さんでの感想となりますので、開封直後の感想ではないことを事前にお知らせしておきます。
なお、今回飲んだのは下に貼ったラベルの通り亜麻猫「14世代」です。
それでは早速ですが、新政酒造の亜麻猫がどのような日本酒だったのか紹介していきたいと思います。
新政酒造「亜麻猫」(白麹使用)の基本情報
最初に、新政酒造「亜麻猫」(白麹使用)の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
亜麻猫の蔵元「新政酒造」について
「亜麻猫」(白麹使用)の醸造元である「新政酒造」の基本情報です。
- 蔵名 新政酒造株式会社
- 所在地 秋田県秋田市
- 創業年 嘉永5年(西暦1,852年)
- 代表銘柄 No.6
新政といえばやはり「No.6」が超有名ですね。
私の住んでいる地域で、No.6を瓶で入手するのは非常に困難なのですが、6月6日の「6号酵母の日」にはなんとか手に入れたいです。
きょうかい6号酵母について
6号酵母は新政酒造発祥の酵母で、その特徴や歴史などは新政酒造の公式Webサイトで詳しく紹介されています。
新政酒造「亜麻猫」(白麹使用)の基本情報(数値評価など)
ラベルから、亜麻猫(白麹使用)の基本情報(数値的評価)について整理していきます。
- 種類 純米酒
- 精米歩合 60%
- 原料米 秋田酒こまち100%
- アルコール 15%
ラベルの説明では「生酛純米造り」とあります。また、一般的な日本酒に使用される黄麹と比較してクエン酸の生成量が多いとされる白麹を使用しておりますので、酸味系日本酒好きにはたまらない逸品だと思います。
アルコール度数については世代により違いがあるようで、今回は原酒15%でした。
新政のPrivate_Labo
この「亜麻猫」は新政の「Private_Labo」というシリーズの商品で、”日本酒が将来達成すべき新しい味わいや、日本酒が解決しなくてはならない問題点をクリアするために構想された。「新政」の根源的な精神と初期衝動をもっともよく伝えるライン”としています。
※上記” ”内は新政公式Webサイトからの引用
個人的には「新しいタイプの日本酒」が大好きですので、うれしい取り組みです。
白麹系日本酒
白麹を使用して、酸味がたまらない日本酒は過去にも紹介していますので、ここでリンクを張っておきます。
新政酒造「亜麻猫」(白麹使用)の特徴と感想(評価・レビュー)
新政酒造「亜麻猫」(白麹使用)の味や香りの5段階評価
まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)
項 目 | 評 価 |
---|---|
香り | ★★★☆☆ |
甘さ | ★★☆☆☆ |
酸味 | ★★★★☆ |
旨味 | ★☆☆☆☆ |
辛味・苦味 | ★☆☆☆☆ |
新政酒造「亜麻猫」(白麹使用)の色や香りの特徴
利き猪口ではありませんし、昼光色の間接照明でしたので色味の判別は難しいですが、ほぼ透明系の日本酒と思います。
香りは思いのほか華やかで、酸味感のある香りでした。
例えるならば、マスカットとレモンを合わせたような、甘酸っぱさを連想させる香りに感じました。
新政酒造「亜麻猫」(白麹使用)の味の特徴
優しい甘さと、やや強めの酸味が同時に訪れて、甘酸っぱさを味わうことができます。
その他の雑味や、苦み、お酒の辛味はほとんど感じること無くそのまま切れていく、スッキリとした印象の日本酒でした。(基本的に辛口と呼ばれる日本酒なのだと思います)
驚くほど美味しかったです。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
新政酒造「亜麻猫」(白麹使用)は甘酸っぱく、雑味のないクリアな日本酒でとても美味しかったです。
新政酒造「亜麻猫」(白麹使用)の特徴
- 入手は困難だが、苦労してでも飲みたい日本酒
- 甘酸っぱく、クリアな味わいでとても美味しい
- マスカットレモンのような甘酸っぱい香り
この日本酒・清酒の口コミ
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