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今回ご紹介しますのは仙禽の「備前雄町(秋あがり)」です。
仙禽の秋あがりといえば「赤とんぼ」ですが、今回はご紹介しますのは普通の雄町純米酒の秋あがりです。ラベルはモダン仙禽のようですが何処にも「モダン」は書いておらず、紅葉のシールが貼られています。
仙禽「備前雄町」秋あがりの基本情報
最初に、仙禽「備前雄町」秋あがりの基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
仙禽の蔵元「株式会社せんきん」について
仙禽「備前雄町」秋あがりの醸造元である「株式会社せんきん」の基本情報です。
- 蔵名 株式会社せんきん
- 所在地 栃木県さくら市馬場
- 創業年 文化3年(西暦1,806年)
- 代表銘柄 クラシック仙禽、モダン仙禽、オーガニック仙禽
創業年については、オフィシャルWebサイトに記載がなかったため、下記の記事より引用させていただいております。
仙禽「備前雄町」秋あがりの基本的な情報(数値評価など)
ラベルから、仙禽「備前雄町」秋あがりの基本情報(数値的評価)について整理していきます。
- 種類 純米酒(秋あがり)
- 精米歩合 麹米50%、掛米65%
- 原料米 山田錦20%、備前雄町80%
- アルコール 14%(無濾過原酒)
今回の仙禽は「瓶囲い瓶火入れ」ということです。
秋あがりですので、春に絞ったお酒を瓶にいれて秋まで熟成(瓶囲い)させて、瓶に入れて火入れ(瓶火入れ)した日本酒です。
また、無濾過原酒なので上槽などで絞ったあと、濾過処理や沈殿処理をすることなく瓶詰めされた日本酒ですね。
備前雄町について
雄町は岡山県が生んだ酒造好適米で、岡山県で生産された雄町を「備前雄町」と呼ばれています。今回の仙禽は県外のお米を使用しているので「ドメーヌさくら」ではないようです。逆にレアかな!?
仙禽「備前雄町」秋あがりの特徴と感想(評価・レビュー)
仙禽「備前雄町」秋あがりの味や香りの5段階評価
まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)
項 目 | 評 価 |
---|---|
香り | ★★☆☆☆ |
甘さ | ★★☆☆☆ |
酸味 | ★★★☆☆ |
旨味 | ★★☆☆☆ |
辛味・苦味 | ★★☆☆☆ |
仙禽「備前雄町」秋あがりの色や香りの特徴
開封直後は無色透明な日本酒でした。
香りは酸味を感じさせる香りで、どちらかというとレモン系です。
香りには全くアルコールっぽさを感じません。
右の写真は、そこの方をお猪口に注いだ状態です。
「無濾過」なので、底の方に「おり」と呼ばれる沈殿物が残っておりました。
まるで「おりがらみ」にようになっており、得した気分になりました。
仙禽「備前雄町」秋あがりの味の特徴
まず驚いたのは、すこし舌にピリピリとした感覚がありました。
「秋あがり」なので、落ち着いていると思いましたがフレッシュさも若干残っているようです。
味については、あっさりとした甘さの後に、強めの酸味と旨味を感じます。甘さはやや口の中に滞在するので酸味が切れた後、甘さが戻ってくるような感覚を味わうことができました。
甘酸っぱい系の日本酒ですね。
全体的には秋あがりらしい、あっさりまろやかな印象なのですが、酸味だけやや尖っている印象でした。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
仙禽「備前雄町」秋あがりは、甘酸っぱさが特徴の美味しい日本酒でした。この日本酒は仙禽を取り扱うお店では比較的容易に入手できるようです。
秋あがりなので当然「秋限定」となりますので、気になる方は売っているうちに購入することをおすすめします。
この日本酒・清酒の口コミ
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