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今回ご紹介する日本酒は、北海道根室市の日本酒「北の勝」の鳳凰と大海です。
この日本酒は北海道内の酒屋やスーパーマーケットなどに広く流通しており、いつでも購入することができます。また、私の周りでは「キタカツ」の愛称で呼ばれる地域の日本酒で、とても安価に購入することができます。
4合瓶の価格(近所のスーパーマーケット)は、鳳凰で税込み1,000円前後、大海ぜ税込み700円程度と、とても購入しやすい価格帯で販売されています。
また、北の勝は北海道のコンビニ、セイコーマートでも購入することができます。
北の勝「鳳凰」「大海」の基本情報
最初に、北の勝「鳳凰」「大海」の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
北の勝の蔵元「碓氷勝三郎商店」について
北の勝「鳳凰」「大海」の醸造元である「碓氷勝三郎商店」の基本情報です。
- 蔵名 碓氷勝三郎商店
- 所在地 北海道根室市
- 創業年 明治20年(西暦1,887年)
- 代表銘柄 北の勝
碓井勝三郎商店(北の勝)と言えば、1月に販売される「搾りたて」が有名です。
根室市かお隣の釧路市に住んでいれば購入(又は居酒屋飲み)できる機会はあるのですが、札幌などでは入手困難です。
公式のwebサイトなどは見当たりませんが、根室市の公式㏋には観光プロモーション動画があり、北の勝の動画も用意されていました。興味がありましたら下のリンクからどうぞ。
北の勝「鳳凰」「大海」の基本情報(数値評価など)
鳳凰
ラベルから、北の勝「鳳凰」の基本情報(数値的評価)について整理していきます。
- 種類 清酒(普通酒)
- 原料米 国産米100%
- アルコール 15~16%
大海
ラベルから、北の勝「大海」の基本情報(数値的評価)について整理していきます。
- 種類 清酒(普通酒)
- 原料米 国産米100%
- アルコール 15~16%
酒税法による分類では差がありませんが、鳳凰が「上撰」、大海は「佳撰」の日本酒のようです。
特選・上撰・佳撰について(参考)
特選・上撰・佳撰については、酒税法で決まっている「吟醸」などの特定名称を持たない普通酒の中でも、その質によって酒蔵独自で格付けした等級のことです。
一般的には 特選>上撰>佳撰となっています。
北の勝「鳳凰」「大海」の特徴と感想(評価・レビュー)
北の勝「鳳凰」「大海」の味や香りの5段階評価
まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)
鳳凰
項 目 | 評 価 |
---|---|
香り | ★★☆☆☆ |
甘さ | ★★☆☆☆ |
酸味 | ★★★☆☆ |
旨味 | ★★★☆☆ |
辛味・苦味 | ★★★☆☆ |
大海
項 目 | 評 価 |
---|---|
香り | ★★☆☆ |
甘さ | ★★★☆☆ |
酸味 | ★☆☆☆☆ |
旨味 | ★★★☆☆ |
辛味・苦味 | ★★★★☆ |
北の勝「鳳凰」
北の勝「鳳凰」の特徴
色や香りの特徴
鳳凰の色は、ほぼ無色透明でした。
香りは、フルーツのさくらんぼを思い出す、酸味のありそうな香りで、穏やかに薫っています。
味の特徴
鳳凰の味の特徴としては、やや苦味を強めに感じることでしょうか。
酸味と甘味を感じたあと、苦味と渋味を感じます。苦味は薬の仁丹を思い出す複雑な苦味です。
燗にしてのむと、酸味がより際立ち、苦味はあまり感じなかったので、熱燗にして飲むのがおすすめです。
北の勝「大海」の特徴
色や香りの特徴
大海の色も鳳凰と同様に、ほぼ無色透明です。
香りは鳳凰のような特徴はなく、アルコールの香りが強いです。
味の特徴
甘さがやや強く感じ、旨味もありますが、ややアルコールっぽさが強い印象です。
アルコールっぽさはありますが、これで税込み700円位なので、大満足です。
個人的には酒盗とか、塩辛などの濃厚なアテと一緒にのみたい日本酒でした。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
北海道根室市の日本酒、北の勝「鳳凰」「大海」を紹介させていただきました。特に鳳凰は税込み千円前後で購入できますし、特に燗酒にすると美味しい日本酒でした。
北の勝の本醸造や吟醸は私がいく酒屋さんでは見かけませんので、仕事の用事などで根室市にいった際には購入してみたいと思います。
この日本酒・清酒の口コミ
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