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今回ご紹介する日本酒は、「まんさくの花」純米吟醸MK-Zです。
「MK-〇〇」は季節ごとに、それぞれ「X」「Y」「Z」の3種類作られておりこの「Z」は夏酒です。
私は冬に購入しましたが、早速飲んでみましたので、どのような日本酒だったのか、冬でもアリなのか、私の感想について紹介していきます。
「まんさくの花」純米吟醸MK-Zの基本情報
最初に、「まんさくの花」純米吟醸MK-Zの基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
ラベルを見ると製造年月は7月(夏)ですね。
まんさくの花の蔵元「日の丸醸造」について
「まんさくの花」純米吟醸MK-Zの醸造元である「日の丸醸造」の基本情報です。
- 蔵名 日の丸醸造株式会社
- 所在地 秋田県横手市
- 創業年 元禄2年(西暦1,689年)
- 代表銘柄 まんさくの花
私は残念ながら買いに行けませんでしたが、酒造好適米「美郷錦」にちなみエヴァンゲリヲンの「ミサト」ラベルの日本酒が、蔵元直営店限定で販売されておりました。買いたかったな...
「まんさくの花」純米吟醸MK-Zの基本情報(スペック)
「まんさくの花」純米吟醸MK-Zのスペック(数値的評価など)について整理していきます。
- 種類 純米吟醸酒
- 精米歩合 50%
- 原料米 秋田県産「日の丸」
- アルコール 15%
- 日本酒度 -2.0
- 酸度 1.9
- アミノ酸度 0.6
- 酵母 自社酵母(酵母Z)
純米吟醸酒ですが正確には「純米吟醸一度火入れ原酒」とされ、加水調整がされていない原酒であることがわかります。
また、原料米の「日の丸」は日の丸醸造独自の酒造好適米で、これに白麹を配合することで酸味の奥行きや表現が豊かな日本酒ができるとのことです。
上記のスペックは標準値で、醸造年により若干の変動があるとのこと。
その他の「MK-〇〇」
今回ご紹介するMK-Z以外にも、時期により異なる日本酒が販売されておりますので、簡単に時期を整理しています。
- MK-X 12月頃〜
- MK-Y 4月頃〜
- MK-Z 8月頃〜
なお、時期が過ぎていても私のように運良く購入(MK-Zを12月に購入)できることがありますので、まんさくの花の取り扱いのある酒屋さんで確認すると良いです。
「まんさくの花」純米吟醸MK-Zの特徴と感想(評価・レビュー)
「まんさくの花」純米吟醸MK-Zの味や香りの5段階評価
まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)
項 目 | 評 価 |
---|---|
香り | ★★☆☆☆ |
甘さ | ★★★☆☆ |
酸味 | ★★★★☆ |
旨味 | ★★★☆☆ |
辛味・苦味 | ★★☆☆☆ |
「まんさくの花」純米吟醸MK-Zの色や香りの特徴
色は、琥珀がかった透明色のようです。
※写真ではブラウン系にみえますが、どちらかというと琥珀色に感じました。
酸味が強い「りんご」が発酵したかのような、甘酸っぱい感じの香りです。
「まんさくの花」純米吟醸MK-Zの味の特徴
白麹を使用した日本酒ですが「異様に酸っぱい」というような感じはないです。(酸味は強めですが)
甘さと旨味を感じたあとに、少し強い酸味が訪れるといったところ。旨味に関してはアミノ酸度0.6なので感じないと思っていましたが、なぜか旨味を感じました。(なので旨味は★3としました)
余韻は、酸味と辛さ、苦みを感じるので、グレープフルーツを食べた後に近いです。(もしくは、表現が悪いですが甘さ控えめのミカンをたべたあとのような余韻です)
辛さと苦さはほんの僅かですので、苦手な方でも大丈夫と思います。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「まんさくの花」純米吟醸MK-Zは、夏の日本酒ですが冬に飲んでも当然美味しかったです。甘酸っぱい香りと味で、とても美味しい日本酒でした。
「まんさくの花」純米吟醸MK-Zまとめ
- MK-〇〇シリーズはXYZの3種類
- 出荷時期がそれぞれ違う
- 白麹を配合した日本酒
- 蔵独自のお米「日の丸」を使用
- 甘酸っぱい香りと味
- 余韻はグレープフルーツの余韻を思い出す
- アミノ酸度は低いけど旨味を感じた
この日本酒・清酒の口コミ
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