酒たんぽ(ちろり)の使い方、選び方。寒いテント内での熱燗は至極!

酒たんぽ(ちろり)使用中
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本記事は約6分で読めます。
酒たんぽ(ちろり)の基本的な使用方法と、選び方や注意点について知ることが出来ます。基本的に写真はテント内ですがもちろん宅飲みでもOK

寒い季節の熱燗は最高です。

日本酒が好きな人はもちろん、日本酒が苦手という方でも寒い屋外で味わう熱燗は格別なものと思います。

本記事では、

  • 酒たんぽ(ちろり)について
    • 酒たんぽ(ちろり)とは何か
    • 酒たんぽ(ちろり)の基本的な使い方
    • 酒たんぽ(ちろり)の選び方
    • 酒たんぽ(ちろり)を使う時の注意点
  • 燗酒について
    • 燗酒に必要な道具
    • 燗酒に最適な温度

について整理していますので、寒いテントの中や、ストーブで温まる前のお部屋などで楽しんでみてはいかがでしょうか。

目次

酒たんぽ(ちろり)について

酒たんぽ(ちろり)と、お猪口
酒たんぽ(ちろり)とお猪口

酒たんぽ(ちろり)とは何か

酒たんぽ(ちろり)とは、日本酒を(基本的には)湯煎して温めて熱燗を製造する道具の呼称です。

素材は、熱伝導率が高い「アルミ製」や「銅製」が一般的で、中には直火OKな「ステンレス製」なども販売されています。

なお、直火は火力が強いので、アルコールが飛んでしまったり、風味を損なうことがあるのでおすすめする方法ではありません。

「酒たんぽ」と「ちろり」は、厳密には素材等の違いがあるようですが、ここでは同義として取り扱いますので、お詳しい方、ご容赦ください。

酒たんぽ(ちろり)の基本的な使い方

使い方はとても簡単で、大きめの容器にお湯を沸かし、お酒を入れた酒たんぽを湯煎するだけです。

とても簡単ですね。

もちろん、幾つかの注意点はあり、失敗する場合がありますので「注意点」もあわせてご確認ください。

酒たんぽ(ちろり)の選び方

素材について

素材は前記のとおり、「アルミ製」や「銅製」、「ステンレス製」などがありますので、それぞれの特徴を表にまとめました。(一部、個人的感想も含まれます)

 素 材価格外観直火重さ外観、価格を調べる
アルミ製× Amazon 楽天 Yahoo
銅製× Amazon 楽天 Yahoo
ステンレス製 Amazon 楽天 Yahoo
錫(すず)製× Amazon 楽天 Yahoo

(注意)上表は一般論です。
価格はその造り方により違いが生まれますし、直火についてもステンレスが全てOKという分けではありません。なお、見た目は完全に私の主観です。

なお、重さについては一番軽いアルミを「◎」としていますが、軽いと浮かんでしまいやすいという弱点もあります。

サイズについて

私が愛用しているのは2合のアルミ製ですが、1~2人で使用するなら1合サイズをおすすめします。

大きいサイズは一度に多く温めることが出来ますが、寒い屋外で使用するときは湯煎していないとすぐに冷めてしまいますし、湯煎しすぎても加熱されすぎてアルコールが飛んでしまいます。

すぐに飲み切れる量を温めるのが基本となりますので、少人数であれば小さくても問題ありません。

酒たんぽ(ちろり)を使う時の注意点

酒たんぽ(ちろり)で温度を確認

使い方は前記したとおり湯煎するだけなのでとても簡単ですが、幾つか気を付ける点がありますので、整理していきます。

温度を上げすぎない

燗酒の温度は好みなどにより様々ですが、一番熱い「とびきり燗」でも55℃です。

これ以上熱くしてしまうと、沸点の低いアルコールは揮発しやすくなってしまい、風味を損なう恐れがあります。

転倒に注意

地味にやってしまう失敗が「転倒」です。

基本的には「取っ手」の部分を鍋にかけて安定させますが、鍋の大きさや、酒たんぽ(ちろり)の素材、お湯の量、お酒の量に注意しないと、浮き上がって転倒させてしまうことがあります。

必要以上にお湯は沸かさない事も対策になります。特に、ほろ酔いになってきた中盤以降は気を付けてください。

燗酒(熱燗)について

ストーブで鍋のお湯を温める

燗酒に必要な道具

燗酒に必要なものについて整理しました。

熱源

上の写真はストーブを使用していますが、熱源はカセットコンロでも、なんでも問題ありません。お湯を沸かすことが出来ればOKです。(下のリンクは、単に私が今欲しいものを載せているだけです)

お鍋など

鍋についても、酒たんぽ(ちろり)が入る大きさであれば何でもよいです。私はステンレスラーメンクッカを愛用しています。

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酒たんぽ(ちろり)

これが無くては熱燗はできませんが、無理して買わなくても陶器のとっくりなどでも代用が可能です。(まとめ欄に記載しました)

また、酒たんぽ(ちろり)はアルミ製であれば1,000円程度でも入手できますが、下のリンクのように、おしゃれなデザインなどもありますので、長く使う方は見た目も重視したほうが良いと思います。

温度計

私は、読みやすいデジタル式を使用していますが、価格が安価で雰囲気のでるアナログ式の温度計もありますので、お好みのものを用意してください。

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お酒

当然ですが、日本酒が必要です。

なお、パック酒には熱燗の温度表が掲載(次項の写真)されておりますし、携帯にも便利ですのでキャンプでの熱燗にはおすすめです。

燗酒に最適な温度について

月桂冠「つき」の裏面
月桂冠「つき」の裏面には燗酒の温度が記載されている

一言に燗酒と言っても、温度により色々と呼び方が違います。

燗酒の温度一覧

熱燗の温度のほんの一例です。

特に「冷や」などは冷やしたお酒として扱っているお店もありますし、呼び方は人それぞれとなっています。

冷 や日向燗人肌燗ぬる燗上 燗熱 燗飛切燗
常温~33℃~37℃~40℃~45℃~50℃~55℃

まとめ

徳利を使用した方法

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

酒たんぽ(ちろり)の選び方、使用方法、燗酒の温度について整理させていただきました。

  • 酒たんぽ(ちろり)はアルミ、銅、錫、ステンなどから選べる。
  • 酒たんぽ(ちろり)に日本酒を入れて湯煎することで燗酒を作る。
  • 日本酒の温度は55℃以上に上げない

なお、酒たんぽ(ちろり)を持っていない方は、上の写真のように徳利(とっくり)をお湯に入れて温める事でも作ることが出来ます。

酒たんぽよりは多少時間がかかるかもしれませんが、とりあえず試すだけでしたら全然問題ありません。

新しく買うとすると

新しく買うとするならば、潰れにくく、安価で、直火も可能なステンレス製が良いと思います。

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