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今回ご紹介する日本酒は、三芳菊「残骸」おりMAXです。
三芳菊の日本酒はラベルが可愛いので酒屋さんでは目を引きます。
特に、今回購入した「残骸」のラベルは可愛いと思います。
それでは、味はどうだったのか、私の感想について紹介していきます。
三芳菊「残骸」おりMAXの基本情報
最初に、三芳菊「残骸」おりMAXの基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
なお、三芳菊は濁らない「みよしきく」と読むようですよ。
残骸の蔵元「三芳菊酒造」について
「残骸」おりMAXの醸造元である「三芳菊酒造」の基本情報です。
- 蔵名 三芳菊酒造株式会社
- 所在地 徳島県三好市池田町サラダ
- 創業年 明治36年(西暦1,903年)
- 代表銘柄 残骸、ネコと和解せよ
所在地は〇〇市までしかいつもは書きませんが「サラダ」が気になったので、サラダまで書きました。
サラダってなんだろ。しかもカタカナ…
三芳菊酒造の公式webサイトは見つかりませんでしたので、主な情報は公式と思われるインスタグラムから収集しています。
三芳菊「残骸」おりMAXの基本情報(数値評価など)
三芳菊「残骸」おりMAXの基本情報(数値的評価)について整理していきます。
- 種類 無濾過生原酒
- 精米歩合 55%
- 原料米 山田錦30%、雄町30%、五百万石40%
- アルコール 15%
「残骸」という名前
この「おりMAX」のラベルには記載がありませんが、別の残骸には「責めブレンド」(上の写真では見えませんが)と書かれています。
つまり、残骸とは「責め(攻め)」を表す言葉ですね。
責め(攻め)とは?
日本酒は「もろみ」を絞って抽出されますが、絞ってすぐに出てくるお酒を「あらばしり」、中間は「中取り」などと呼ばれており、最後に圧をかけて抽出される日本酒が「責め」と呼ばれています。
責めは、より濃醇な味わいとなりアルコール度数も比較的高くなると言われています。
「おり」とは
「おり」とは漢字では「滓」と書き、読みは「おり」や「かす」です。日本酒の素である「もろみ」を絞って日本酒を抽出する際に、日本酒に残っている白いもろみの滓を言います。
一般には、沈殿やろ過により除去されますが、あえて残した日本酒が「おりがらみ」と呼ばれています。
今回の「おりMAX」は名の通り「おり」が多めの日本酒です。
上の写真の右側は、以前紹介した宮寒梅のおりがらみです(このくらいの「おり」の量が一般的)ですが、おりMAXはたっぷりと底に「おり」が溜まっています。
三芳菊「残骸」おりMAXの特徴と感想(評価・レビュー)
三芳菊「残骸」おりMAXの味や香りの5段階評価
まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)
項 目 | 評 価 |
---|---|
香り | ★★☆☆☆ |
甘さ | ★★★☆☆ |
酸味 | ★★★★☆ |
旨味 | ★★☆☆☆ |
辛味・苦味 | ★★☆☆☆ |
三芳菊「残骸」おりMAXの色や香りの特徴
色は「おり」を含んでいますので、お猪口の蛇の目が見えないくらい真っ白です。
香りは少し変わっていて、キノコのようでもありますが、奥の方に甘酸っぱい香りが隠れており、カマンベールチーズを思い出す香りに感じました。
三芳菊「残骸」おりMAXの味の特徴
「おり」が多いので、クリーミーを想像していたのですが、少しですが口の中に粉感がありました。不思議な感覚です。
最初は甘酸っぱい味で、徐々に甘みがお酒の苦み(弱い苦み)に置き換わっていく印象です。
最初に感じた酸味は、初めから終わりまで口の中に滞在する感じで、そのまま余韻として残ります。
やっぱり酸味系日本酒は美味しいです!
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ラベルが可愛いのでラベル買いしてしまいそうな日本酒、三芳菊の「残骸」おりMAXは、甘酸っぱい系の美味しい日本酒でした。
三芳菊「残骸」おりMAXのまとめ
- ラベルが可愛い
- 「おり」がたっぷり
- カマンベールチーズの様な香り
- 甘酸っぱい日本酒
- 三芳菊の住所「サラダ」は何だろう?
この日本酒・清酒の口コミ
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