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今回ご紹介しますのは「株式会社せんきん」の季節限定日本酒「かぶとむし」です。
仙禽の季節限定日本酒は、春の「さくら」、夏の「かぶとむし」、秋の「あかとんぼ」、冬の「雪だるま」があり、雪だるまは前回紹介させていただきました。
本記事では、仙禽「かぶとむし」が、どのような日本酒であったのか、紹介させていただきます。
仙禽「かぶとむし」2023の基本情報
最初に、仙禽「かぶとむし」2023 の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
仙禽の蔵元「株式会社せんきん」について
仙禽「かぶとむし」の醸造元である「株式会社せんきん」の基本情報です。
- 蔵名 株式会社せんきん
- 所在地 栃木県さくら市馬場
- 創業年 文化3年(西暦1,806年)
- 代表銘柄 クラシック仙禽、モダン仙禽、オーガニック仙禽
創業年については、オフィシャルホームページに記載がなかったため、下記の記事より引用させていただいております。
仙禽「かぶとむし」の基本的な情報(数値評価、入手方法など)
ラベルから、仙禽「かぶとむし」の基本情報(数値的評価)について整理していきます。
- 種類 無濾過生原酒
- 精米歩合 麹米50%、掛米60%
- 原料米 栃木県さくら市産山田錦100%
- アルコール 14%
使用されている山田錦は他の仙禽(雪だるまなど)と同様に「ドメーヌさくら」です。
ドメーヌさくらについては、「雪だるま」の記事をお読みください。(上の方にリンクを張っています)
仙禽「かぶとむし」2023の特徴と感想(評価・レビュー)
仙禽「かぶとむし」2023の味や香りの5段階評価
まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)
項 目 | 評 価 |
---|---|
香り | ★★☆☆☆ |
甘さ | ★★☆☆☆ |
酸味 | ★★★★☆ |
旨味 | ★☆☆☆☆ |
辛味・苦味 | ★★☆☆☆ |
仙禽「かぶとむし」2023の色や香りの特徴
色は透明にちかく、よく見ると白っぽい感じもします。
香りはリンゴを連想させる、甘い香りでフレッシュさも感じます。
ただし、華やかな香りというわけではなく、どちらかと言えば「穏やかな香り」に分類されると思います。
仙禽「かぶとむし」2023の味の特徴
ほんの僅かですが、口に含むと微発泡を感じました。
率直な印象としては甘酸っぱく、いい意味で日本酒ぽい感じではありません。どちらかと言うと軽く飲みやすい白ワインとか、スポーツドリンクのレモン味のような印象です。
甘さは控えめながら、甘さを真っ先に感じそのあと酸味が長く続きますが、最後は苦味(というより渋味?)を若干感じて切れていきました。
酸味が支配的で、リンゴとかレモンのようなおいしい酸味でした。
温度をあげると渋味がましてしまうので、冷やして飲むのが私には合っていました。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
仙禽「かぶとむし」2023、リンゴ※を思わせるフルーティな香りと、スッキリした酸味を併せ持つ日本酒で、とても美味しかったです。
※香りに関してはSNSでも色々な意見があるようですが、私は「リンゴ」が最もしっくりきました。
私が入手した方法
仙禽を扱うお店で入手可能ですが、季節限定商品ですので店頭に並ぶとすぐに売り切れてしまいます。
私が入手した方法は、ご近所の仙禽を取り扱う酒屋さんのSNSをフォローする方法です。過去記事を確認し、季節限定の仙禽の入荷情報を出しているお店であれば、SNSに情報がアップされる可能性が高いため「かぶとむし」の販売時期である5月下旬~6月の間こまめにチェックすることで入手することができました。
なお、店舗によっては数回入荷する場合もありますので、売り切れてしまった場合は例年の入荷情報などを店員さんに確認すると良いです。
この日本酒・清酒の口コミ
日本酒・清酒の感想は人それぞれです。このお酒の感想や、意見などございましたらコメント欄からお願いします。頂いたコメントは本記事内でご紹介させていただく場合がありますのでご了承ください。
(なお、本記事に無関係な内容、公序良俗に反すると管理者が判断した場合はスルーさせていただきます)
この日本酒の香りについて、SNSで確認すると人によって評価が違うようです。私は「リンゴのような香り」と思っていますが、違うご意見がありましたら是非コメントください。
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