ダッチオーブンなど、特別な道具が無くてもキャンプ場で簡単に焼くことができる、棒巻きパンをご紹介します。
棒に巻いたパン生地を、目で見ながら焼くことが出来るので失敗は少ないですし、焼き立てはとても美味しいです。
やけどには注意が必要ですが、お子さんと一緒に焼くと喜ぶと思います。
棒巻きパンの準備(ご自宅で)
キャンプ場で粉からパン生地を作るのは難易度が高いので、生地作りはお家で行うのがおすすめです。
ここでは、お家で生地作りをして、冷凍、キャンプ場で解凍して焼き上げることにしています。
棒巻きパンの材料
今回作った棒巻きパンの材料です。ラップなどの消耗品は除いています。
食材(棒巻きパン4本分)
食材は以前紹介した、ダッチパンと同じですが再掲しています。
この分量で4本作ることができました。
- 強力小麦粉 320g
- 水 170ml
- 卵 1個
- 有塩バター 40g
- 砂糖 25g
- 塩 4.5g
- ドライイースト 3g
卵はLサイズです。Lサイズが無い場合は概ね50gになるように調整します。
ドライイーストは保管・管理がが簡単な小袋3g入りをお勧めします。
道具
ダッチパンを作るために必要な道具をまとめました。
- 焚き火台 など
- 炭(オガ炭)
- ホームベーカリー(あれば)
- 軽量器具
- 手ごろな棒
「手ごろな棒」は、細すぎるとクルクル回ってしまうので、直径1.5~2cmくらいが良いでしょうか。
長さは40cm以上あれば良いのですが、冷凍してキャンプ場に持ち込む場合は冷凍庫に入るサイズなのか確認しておく必要があります。
ホームベーカリーは無くても良いのですが、あれば圧倒的に楽です。
棒巻きパンの作り方・レシピ
それでは棒巻きパンの作り方を紹介していきます。
棒の準備
まずは、上に貼った写真のように、棒にアルミホイルを巻いていきます。
その方が衛生的ですし、棒が焦げにくくなるので何度も使うことが出来ます。
棒にパン生地を巻く
生地はホームベーカリーで作ると考えて、すでにできているとします。
先ほどの分量で出来上がる記事を4等分して、空気を抜き、棒状にしてから、用意した「棒」にクルクルと巻いていきます。
私は雑な性格なので美しく巻けていませんが、丁寧な性格の方は上手に巻けると思います。
キャンプ場で焼くのであればこの状態で冷凍
キャンプ場で焼くのであれば、生地がこれ以上発酵しないように冷凍保管します。
ラップにべっとりくっ付いてしまわないように、軽く打ち粉をしてからラップで巻いて冷凍します。
棒巻きパンを焼く(キャンプ場にて)
キャンプ場に到着したら、冷凍した棒巻きパンが解凍されたことを確認して、焼いていきます。
少し膨らむまで2次発酵させた方が良いと思いますが、上の写真のように2次発酵しないまま焼いても、ある程度膨らんでくれました。
焦げないように、炭から5cmくらい離して焼くようにします。
全体に焦げ目がついたら焼き上がり
上の写真のように全体に焼き色が付いたら、完成です。
焼き立てはふっくら熱々で美味しいですが、やけどには注意して食べてください。
アルミホイルを張り付けていますので、棒はパンから簡単に抜くことが出来ます。
あまり2次発酵の時間を取りませんでしたが、ちゃんと普通のパンのようにふっくら出来ていました。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
特殊なキャンプ道具が無くても、焚き火台や炭焼きグリルがあれば、簡単に焼くことが出来る棒巻きパンのご紹介でした。
ダッチオーブンをお持ちの方は、同じレシピで、ダッチパンを焼くことが出来ますので、宜しければ下のリンクからご覧ください。