キャンプ場でできる少し変わった「キャンプ飯」として「メスティンで作る肉まん」を紹介します。調理時間は、蒸し時間も合わせて1時間くらいは必要です。
ご紹介するのは肉まんですが、具材を変えるだけで「あんまん」「チーズまん」「ピザまん」など様々なアレンジができるので楽しいですよ。
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なお、今回のレシピは前回の「フライパンで焼くナンとカレー」で使用していたドライイーストは時間がかかってしまうため、ベーキングパウダーを採用しました。
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肉まんの材料(レシピ)
肉まんの生地と具材(あん)の材料を紹介します。
10個分の材料(生地)
肉まんの生地10個分の材料です。
薄力小麦粉 | 300グラム |
砂糖 | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/2 |
ベーキングパウダー | 10グラム |
水 | 160cc |
サラダ油 | 小さじ1程度 |

ベーキングパウダーは写真の1袋10グラムのものを採用しました。もっとふっくらさせたい場合は量を増やす必要がありますが、入れすぎると苦みがでる恐れもあります。
ベーキングパウダーのメーカーHPに記載のレシピによると、蒸しパンなど、もっと沢山入れているレシピもありますので、20グラムくらいまでは大丈夫だと思います。(試していません)
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10個分の材料(具材「あん」)
肉まんの具材(あん)の材料です。味付けは濃い目に作ります。
豚ひき肉 | 150グラム |
玉ねぎ | 中サイズの1/2 |
醤油 | 大さじ4 |
みりん、酒 | 各、大さじ1 |
砂糖 | 小さじ2 |
チューブ生姜 | 大さじ1程度 |
やる気がある人は「しいたけ」「たけのこ」を加えたり、生姜を「刻み生姜に変更する」とより美味しくなります。
生地の作り方(レシピ)
まずは生地の作り方です。
材料を混ぜる
生地の材料のうち、水と油以外の材料(粉もの)をボウルなどに入れてよく混ぜ合わせます。上白糖などはダマになっていることが多いので注意です。

捏ねる
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生地を切り分ける
寝かせた生地をまな板などの上に乗せて、ナイフや包丁などを使って切り分けます。くっつきやすければ打ち粉(分量外)を敷いてから乗せるとよいです。
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概ね、10等分で切ると丁度良いサイズになります。
上の写真のように棒状にして切り分けるか、丸くしてホールケーキのカットのように切るとやりやすいです。下の写真のように切り分けたら生地の準備は終了です。
具材(あん)の作り方
具材の作り方です。具材はお好みにより味付けすればよいので、ほんの一例と思ってください。
具材を炒める

油を敷いたフライパンにみじん切りにした玉ねぎ(中くらいサイズの1/2)を入れて、透き通るくらいまで炒めます。
玉ねぎが透き通ったら、豚ひき肉(150グラム)を入れて火が通るまで炒めます。
味付け
炒めた具材に、醤油(大さじ4)、みりん(大さじ1)、酒(大さじ1)、砂糖(小さじ2)、チューブ生姜(大さじ1程度)を加えて、水分が飛ぶまで炒めたら完成です。
生地で具材を包む
生地で具材をつつみ、肉まんの形にしていきます。
生地を円形に伸ばす
切り分けた生地を麺棒を使い円形に伸ばします。私は目見当ですが20cm前後まで伸ばしています。

具材を包む
円形に伸ばした生地の真ん中に具材を載せ、生地の端をギザギザに折っていくと自然に包まれていきます。

上を閉じる

肉まんを蒸す
肉まんをメスティンを使って蒸していきます。
水を敷く
メスティンにメスティン専用網を入れて、水を1cm弱くらい敷いていきます。専用網がない場合は、代替え品など工夫すればよいですが、水が少なすぎると蒸発しきってしまいます。空焚きはメスティンを傷めてしまいますので、注意してください。
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肉まんをセット
先ほどのメスティン専用網の上に、クッキングシートを敷いた肉まんを設置します。
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肉まんを蒸す
メスティンに蓋をして、弱火でおよそ10分くらい蒸します。すぐに湯気が出てきますので、沸騰時間などは考慮しなくても大丈夫です。

完成
10分蒸したら蓋を開け、生地がふくらんで「ふかふか」になっていたら完成です。

メスティンが小さく、肉まんの上部が蓋にあたって平らになってしまいました。
さいごに
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
肉まんはコンビニなどで買うことができますが、キャンプ場ではいつもと違う料理を作るのも楽しいと思い、肉まんづくりに挑戦しました。
写真には載せていませんが、とろけるチーズをたっぷり入れた「チーズまん」もおいしかったです。そのほか、お店では売っていないような具材を入れることが出来るのも手作りの楽しみだと思います。
おまけ(フライパンで蒸す方法)
メスティンで蒸す場合はどうしても少量ずつになります。キャンプ場で一気に蒸したい場合は、油を薄く敷いたフライパンに、肉まんとお水を入れ、蓋(アルミホイルでも可)をして弱火で10分程度蒸すと、同じように蒸すことが出来ます。
油を敷くので脂っこい肉まんになってしまいますが、大人数の場合はおすすめです。
その他のレシピ
ほかにもキャンプごはんのアイディアを掲載していますので、宜しければご覧ください。