ツイッターやブログなどでは自作の「おにやんま君」の作り方を紹介している方が多いので、私も作成ししてみました。
作り方さえ決まっていれば、おおよそ30分で1個作れると思います。夏休みの自由研究などにも活躍できる(かもしれない)ので、ぜひご覧ください。
※製作時間は器用さにもよります。
材料と材料費(100円ショップ)
使用する材料と、材料費を整理しました。価格は100円ショップで購入した場合を想定しています。
材料名 | 1個当り価格 | 価格の解説 |
割りばし | 1.1円 | 50膳110円として、1膳の1/2を使うとした場合 |
油性マジック | 11.0円 | 1本110円のマジックペンで10個作れると仮定 |
ペイントマーカー | 11.0円 | 1本110円のマーカーで10個作れると仮定 |
プラ板 | 27.5円 | 1枚110円のマーカーで4個作れると仮定 |
ビーズ | 2.8円 | 1袋80個入り110円のビーズを2個使用 |
接着剤 | 11.0円 | 1本110円の手芸用ボンドで10個作れると仮定 |
合計 | 64.4円 |
カッターなどの損耗や、プラ板を温めるときにつかうアルミホイルを考えたとしても100円以下です。
わりばし
加工しやすさを考えて、竹製ではなく木製の割りばしとしました。今回は贅沢に1膳分で2個制作することにしていますが、長さを1/2として量産することもできると思います。
ビーズ、ペイントマーカー
お家になかったので、100円ショップで購入してきました。
ビーズ
ビーズについては、直径80mmのものを使用しました。もう少しグリーンに近いものが欲しかったのですが、なかったのでブルーで妥協しました。
ペイントマーカー
黒色は普通のサインペンです。黄色は油性のペイントマーカーを使用しました。水性のポスターカラーでも大丈夫だと思います。
プラ板
コチラも100円ショップで入手してきました。夏休みの工作コーナーなどが出来ていましたので、比較的探しやすかったです。
接着剤(ボンド)
ボンドについては、多用途(木やプラスチック製品対応)のものが良いです。私は手芸用のボンドを使用しました。
おにやんま君もどきの作り方
おにやんま君もどきの作り方について、説明していきます。
割りばしの加工
1/2に割った割りばしに、オニヤンマの写真を見ながらそれっぽく削ることができるよう、鉛筆などで線を入れていきます。
線のとおり削り取るとこのような形になります。背景が白色なので多少見にくくなっています。すいません。割りばしは柔らかいので、すべて「やすり」で削ることができますが、カッターなど刃物を使用する場合は、ケガをしないように十分気を付けてください。
カッターややすりなどで加工を進めます。尾の部分は丸く加工、羽の部分は平らに、目玉をつける部分は薄く加工します。
着色
加工した割りばしに着色していきます。一度、全体をサインペンで黒く着色します。その後、黄色のペイントマーカーで模様を描きます。
人間をだますのではなく、アブをだますだけですので、オニヤンマの写真を見ながらペイントしていきます。
ペイントマーカーは1度塗りではなく2度塗りしたほうが、黄色がよく出ます。
目玉のとりつけ
目玉はそのまま取り付けても良いですが、接着性をよくするため下の写真のように、ビーズを少し削り取っています。
接着剤を使って取り付けると、このような形になります。なんだか、キモかわいい物体になりましたね。
羽のとりつけ
羽はプラ板で制作します。事前に、羽の形がはっきりしているイラストや写真を探して、プリンターで印刷してサインペンで写し絵を作ります。
プラバンの説明には「オーブントースターに入れると約1/4に縮むよ!」と記載されていますので、大きめに作ります。
なお、1/4とは「長さ」ではなく「面積が1/4」になるので、10㎝の長さの羽を作る場合は、20cmの長さで絵をかきます。
下書をしたら、ハサミやカッターなどで切り抜きます。ケガには十分注意してください。なお、羽の模様をリアルに再現したい場合は、写真などをプリントして写し絵をするとよいですが、アブをだますためのものなので、フリーハンドでそれっぽく書きました。
切り抜いたプラ板をアルミホイルに乗せて、オーブントースターで加熱します。(この辺のやり方については、購入したプラ板の説明書に従ってください)
また、私のオーブントースターは、お見せ出来るほどキレイではなかったので完成後の写真をお見せします。
写真では大きさがよくわかりませんが、半分の長さに縮んで、厚さも増しています。
羽を取り付けて完成
割りばしと、羽を接着剤で取り付けて完成です。
出来当たったものに、マグネットをつけたり、クリップをつけたり、キャンプ場で使用しやすいようにすると、より良いものになりますね。
さいごに
沢山の方が、作り方を紹介している中、本記事をご覧いただきありがとうございました。今回はアブをだますためのオニヤンマを制作しました。
もう少しリアルに作りたいと思いましたが、そうすると費用が高くなり、時間も必要になるため、市販のオニヤンマのフィギュアを購入したほうがよくなってしまうので、このクオリティで妥協しました。
皆さんも、もし宜しければ、作ってみてください。