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今回は、各酒屋1店舗あたり30本限定の大信州番外品「槽場当日詰め」を入手しました。
この日本酒は、令和4年度のお米で初めて醸造した新酒で、この時期しか飲むことが出来ません。
せっかくの新酒しぼりたてなので、冷蔵庫で温めることなく頂くこととしました。どのような日本酒だったのかのご紹介と、2023を目指した入手方法についてご紹介していきます。
大信州番外品「槽場当日詰め」2022の基本情報
最初に、大信州番外品「槽場当日詰め」の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
大信州の蔵元「大信州酒造」について
大信州の醸造元である「大信州酒造」の基本情報です。
- 蔵名 大信州酒造株式会社
- 蔵所在地 長野県松本市
- 創業 明治13年(西暦1880年)
- 主要銘柄 大信州
大信州番外品「槽場当日詰め」の数値評価
ラベルなどから大信州番外品「槽場当日詰め」の数値評価を整理しています。
- 種類 純米吟醸酒
- 精米歩合 59%
- 原料米 令和4年度産契約栽培米ひとごごち100%
- アルコール 16%
- 仕込水 北アルプス連峰伏流水
大信州番外品「槽場当日詰め」の特徴と感想(評価・レビュー)
大信州番外品「槽場当日詰め」の味や香りの5段階評価
まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)
なお、今回の日本酒は開封後の味や香りの変化が顕著でしたので、5段階評価は3日目のもので整理します。
項目 | 評価 |
---|---|
香り | ★★★★☆ |
甘さ | ★★☆☆☆ |
酸味 | ★★★☆☆ |
旨味 | ★★★☆☆ |
苦・辛味 | ★★★☆☆ |
大信州番外品「槽場当日詰め」の香りや色合いの特徴
色は新酒らしいスッキリとした透明です。
香りについては「メロンの様な」という表現が適切かと思います。
開封したてよりも、翌日のほうが香りが強く感じました。翌日以降は芳醇かつ華やかな香りとなっていました。
大信州番外品「槽場当日詰め」の味の感想
新酒で搾りたてのため、とてもフレッシュ感があり、微発泡(舌にピリピリくる)です。
飲み口の雰囲気としては、いわゆる「辛口系」です。優しい甘さを感じますが、すぐにキレていき、酸味と旨味を感じることが出来ます。
最後に、若干ですがお酒の苦みを感じることが出来ます。
槽場当日詰めとは?来年以降に向けての入手方法は?
槽場当日詰めについて
酒屋さんに伺ってきました。
「槽場当日詰め」は今年度のお米で醸造した日本酒の一番最初(仕込み1号)を、文字通り槽場(ふなば)で絞った「しぼりたて」をそのまま瓶詰めしたものです。
しかも、令和4年11月21日に行われた「大信州槽場詰」に参加した酒屋のみが取り扱うことが許される限定酒で、各店30本限定のレア酒です。
槽場(ふなば)とは
日本酒は上槽(じょうそう)と呼ばれる機械で醪(もろみ)を搾って出てきた液体です。昔は搾る機械を槽(ふね)と呼呼んでいたことから、搾る場所を槽場とよばれております。
来年以降に向けた入手方法を考えてみました
私の考えた手順は次の通りです。(必ずしもうまくいくとは限りません)
- 大信州を取り扱う酒屋(特約店)を見つける
- その酒屋さんをひいきにするなどして良好な関係を構築
- 11月ころ、大信州槽場詰に参加するかと日程を聞き出す
- 店舗に並んだら購入
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
大信州番外品「槽場当日詰め」はフレッシュでメロンの様な芳醇かつ華やかな香りを持つ美味しい日本酒でした。年に1度しか入手できませんので、計画的に入手しなくてはならないのが難しいところですね。
残念ながら今年度に入手できなかった方は「槽場詰め」もありますので、ご賞味してみてはいかがでしょうか。