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今回ご紹介するのは、大手酒造メーカー「黄桜」の「ペルル(Perle)」です。
大手の日本酒なのでスーパーマーケット等にも流通しており、とても入手しやすいです。そして値段も安い(500mlで税込750円程度)ので、おすすめです。
ペルルとは「真珠」のことのようで、ラベルにも真珠が描かれています。
キザクラ_ペルル(Perle)の基本情報
最初に、キザクラ_ペルル(Perle)の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
ペルルの蔵元「黄桜株式会社」について
キザクラ_ペルルの醸造元である「黄桜株式会社」の基本情報です。
- 蔵名 黄桜酒造株式会社
- 蔵所在地 京都府京都市
- 創業 大正14年(西暦1,925年)
- 主要銘柄 呑、悪魔のビール
黄桜は全国でCMを打つなどしている大きな会社で、知らない人はほぼいないと思います。前記しましたが、大きい蔵元ですので酒屋以外でもスーパーマーケットなど、近所のお店でも入手可能なところがお気に入りです。
「+M」てなに?
ラベルには会社名のあとに「+O」と書いてありますので、何か調べました。
これは、食品表示法で定めている製造工場を表す記号で、複数の製造場所がある場合につけられるようです。
記載された住所とは別の製造工場で造られた日本酒の場合は「+M」などと記載して、醸造された蔵が分かるようになっている仕組みですね。
消費者庁のwebサイトにて「M」を調べましたところ、伏水蔵であることが分かりました。
キザクラ_ペルル(Perle)の基本的な情報(数値評価など)
ラベルや公式Webサイトから、キザクラ_ペルル(Perle)の基本情報(数値的評価)について整理していきます。
- 種類 特別純米酒
- 精米歩合 70%
- 原料米 国産米100%
- アルコール 8%
- 日本酒度 -35
- 酸度 3.0
- アミノ酸度 1.4
アルコール度数は低めの8%となっており、二日酔いしにくい仕様となっています。また、日本酒度は-35の甘い日本酒となっているようです。
特別純米酒について
特別純米酒といえば精米歩合が60%のものが多いですが、今回のキザクラペルルは70%です。
酒税法で特別純米酒の定義は”60%以下又は特別な製造方法(要説明表示)”と定められているため、特別な製造方法で、かつ、その製法について説明がされていれば「特別純米酒」となります。
※ 上記” ”内は国税庁Webサイトより引用
キザクラペルルは”「ワイン酵母」と「清酒酵母」2種類を使用しバランスよくブレンド”と記載されているので特別純米酒となっているようです。
キザクラ_ペルル(Perle)の感想(評価・レビュー)
キザクラ_ペルル(Perle)の味や香りの5段階評価
まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)
項目 | 評価 |
---|---|
香り | ★★☆☆☆ |
甘さ | ★★★☆☆ |
酸味 | ★★★★☆ |
旨味 | ★★☆☆☆ |
苦味・辛味 | ★☆☆☆☆ |
キザクラ_ペルル(Perle)の色や香りの特徴
色は写真のとおり、ほぼ透明です。
香りはとてもフルーティで、甘酸っぱい香りでした。
それほど強い香りではなく、心地よい香りとなっています。
キザクラ_ペルル(Perle)味の特徴
日本酒度が-35なので、とても甘い日本酒かと思っていましたが、思いのほか酸味が印象的で、丁度よい甘さと、酸味で甘酸っぱく美味しい日本酒でした。
甘さ、酸味、若干の旨味を順番に感じます。酸味は最後まで残る印象です。また、辛さや苦さは全く感じないので、とても飲みやすいです。
この日本酒は常温で陳列販売されておりましたが、試しに冷蔵庫で冷やして飲んでみました。
冷やすと甘さと酸味が少し大人しくなりますが、丁度、果物の「すもも」を思い出す味と香りになるので、冷やして飲むのもおすすめです。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
キザクラ_ペルル(Perle)は、日本酒度(-35)から甘くて飲みにくいかと想像しましたが、全然そんなことはなく、甘酸っぱく美味しい日本酒でした。
「飲みやすさ異次元!」のキャッチコピーは嘘ではありません。
この日本酒・清酒の口コミ
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