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有限会社仁井田本家の「にいだしぜんしゅ たるざけ」を購入して、いただきましたのでどのようなお酒であったか、私の感想をご紹介します。
私が日本酒の沼にはまり始めたころ、獺祭の純米吟醸50に杉の香りが付いたものがありました。それがお気に入りで飲んでいたのですが、今は販売されておらず、手に入りません。
そこで、他の蔵のお酒でしっくり来るものを探したいと考えて、今回購入してみました。
にいだしぜんしゅ(たるざけ)生詰の基本情報
最初に、にいだしぜんしゅ(たるさけ)の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
にいだしぜんしゅの蔵元「仁井田本家」について
情報は、公式ホームページより入手しました。
- 蔵名 有限会社仁井田本家
- 蔵所在地 福島県郡山市田村町
- 創業 正徳元年(1,711年)
- 代表銘柄 にいだしぜんしゅ
1,711年は江戸時代ですね。創業から300年以上の長い歴史をもつ、老舗の蔵のようです。
その他の情報
公式ホームページから得た情報や、個人的に気になっていることは次の通りです。
- 令和3年度より全量「生酛」仕込
- 全てにおいてオーガニック
- 最近よく見かける気がする
本当に個人的な話になってしまいますが、「にいだしぜんしゅ」は最近よく見かけます。
私の行動範囲内に酒屋さんは幾つかありますが、シンプルで美しい瓶のせいか、よく見かけるようになりました。
にいだしぜんしゅ(たるざけ)の数値評価など
まず、ラベルや公式㏋などでわかる、仁井田本家 ”にいだしぜんしゅ(たるざけ)” の数値評価等について整理していきます。
- 種類 純米酒
- 精米歩合 80%
- 原料米 国産(自然栽培)米100%
- アルコール 15%
また、今回購入した酒屋さんからの情報ですが、自家の山で生えている杉を使った樽に寝かせることで、杉の香りをつけているそうです。
にいだしぜんしゅ(たるざけ)の感想・レビュー
酒屋に置いてあっても、目を引いてしまう美しい瓶ですね。
にいだしぜんしゅ(たるざけ)の色や香りの特徴
色は、透き通った黄色でとても濃い印象をうけます。
香りは杉の香りが付いているからか、古酒を思い出す香りをしています。
ただし、ラベルによると「20BY」で「21.11」出荷との事ですので、長期間寝かせているわけではなさそうです。
※「20BY」は2020年の仕込という意味
にいだしぜんしゅ(たるざけ)の味の特徴
味はとても独特な感じです。
前記の通り「古酒」ではないのですが、古酒を思わせる風味があります。
冷で飲んでみる
冷(この場合は冷蔵庫の温度)で飲んでみると、強い旨味の後に杉の風味を感じます。
最後には強めの辛みが口に残る感じでした。
ぬる燗で飲んでみる
あくまで個人的な意見ですが、冷蔵庫の温度では少し飲みにくかったので温度を変更してみました。
ぬる燗にしてみると、甘みがぐっと増すので、とても美味しく飲むことが出来ました。
おすすめ温度は「ぬる燗」です。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
仁井田本家 ”にいだしぜんしゅ(たるざけ)” は、冷やして飲むよりも、ぬるくして飲むのがおすすめでした。
今回は「たるざけ」をいただきましたが、普通のお酒もきっとおいしいので飲んでみたいと思います。
この日本酒・清酒の口コミ
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