ワイン酵母の純米酒「若蔵」|高砂酒造(北海道旭川市)の感想

高砂酒造「若造」ワイン酵母仕込
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日本酒が大好きな「こもあき」による、飲んだ日本酒の感想(レビュー)記事です。美味しかった日本酒の味を自分も後で思い出せるように、また、皆さんにも伝わるよう、数値化・文章化していきます。

日本酒の分類(フレッシュ、まろやか、など)の「タグ -tag-」を設けています。お好みの日本酒を探す時にお使ください。

今回ご紹介するのは北海道旭川市の酒蔵、高砂酒造から販売されているワイン酵母の純米酒「若造」をご紹介します。

「若蔵」は、高砂酒造の若手が手掛けるという企画の日本酒です。このワイン酵母を使用したものは2021年に発売されたもので、今回購入したのは復刻版です。

基本的には限定品ですが、人気があった2019年の商品は「若蔵BLACK」としてレギュラー化されているようですし、今回のように復刻する場合もあるので買い逃したとしても入手の機会があるかもしれません。

目次

ワイン酵母の純米酒「若蔵」の純米酒の基本情報

高砂酒造「若造」ワイン酵母仕込のラベル

最初に、ワイン酵母の純米酒「若蔵」の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。

若蔵の蔵元「高砂酒造」について

ワイン酵母の純米酒「若蔵」の醸造元である「高砂酒造」の基本情報です。

  • 蔵名    高砂酒造
  • 所在地   北海道旭川市
  • 創業年   明治32年(西暦1,899年)
  • 代表銘柄  国士無双

高砂酒造といえば「国士無双」がとても有名で、他にも「雪中貯蔵酒」なども販売されています。

また、高砂酒造は旭川市の中心部、JR旭川駅のすぐ近くに酒蔵があり、すぐ近くにある忠別川流域の地下水を組み上げて日本酒を醸しているようです。

過去に紹介した高砂酒造

ワイン酵母の純米酒「若蔵」の数値評価など

ラベルや公式㏋から、ワイン酵母の純米酒「若蔵」の数値評価などを整理しました。

  • 種類    純米酒(ワイン酵母仕込み)
  • 精米歩合  60%
  • 原料米   北海道産「彗星」100%
  • アルコール 14%
  • 日本酒度  -5

ワイン酵母を使用した日本酒

通常はぶどうを発酵させてワインにするための微生物(酵母)を日本酒に使用していると思いますが、やはりどこかワインを感じさせる風味をもった日本酒が多いです。

ワイン酵母の純米酒「若蔵」の特徴と感想(評価・レビュー)

高砂酒造「若造」ワイン酵母仕込の瓶

ワイン酵母の純米酒「若蔵」の味や香りの5段階評価

まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)

項 目評 価
香り★★☆☆☆
甘さ★★★☆☆
酸味★★★☆☆
旨味★★☆☆☆
辛味・苦味★★★☆☆

★の数が評価値で、最大は★5で最小は★1です。
★の数の多さで、濃さや、香りの強さを表現しております。また、私の鼻や舌での個人評価ですので体調等により感じ方が変わるかもしれません。あくまで参考値としてお考え下さい。

ワイン酵母の純米酒「若蔵」色や香りの特徴

高砂酒造「若造」ワイン酵母仕込の色

色は写真の通り少し黄色みのある、白ワインのような色合いです。

香りも、酸っぱさを連想させるような、何処か白ワインを感じさせる優しい香りでした。

ワイン酵母の純米酒「若蔵」味の特徴

飲み始めはやや強めの甘さを感じます

甘さはやや長く口の中に残りますが、その後ろの方で酸味から旨味、辛さ(やや渋め)に変化していきました。

印象としては、少し発酵してしまったようなフルーツのような感じです。食べられるギリギリのぶどうとか、プラムといった印象でした。

まとめ

高砂酒造「若造」ワイン酵母仕込のキャップ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ワイン酵母の純米酒「若蔵」は、甘さが印象的ですが奥のほうで酸味、旨味、渋みを感じる不思議な日本酒でした。

基本的には甘い日本酒ですので、とても飲みやすいですよ。

ワインを感じる日本酒は他にも

「ワイン酵母」などの冠名称はついていませんが、何処となくワインを感じる日本酒は他にもあります。近年はスッキリした酸味をもつ日本酒も流行って(個人的な印象)いるので、このような日本酒は多いです。

ワイン酵母の純米酒「若蔵」の特徴

  • 「若蔵」は、高砂酒造の若手が手掛けるという企画の日本酒
  • 白ワインのような色と香り
  • 甘さが味の中心でとても飲みやすい
  • ワイン酵母を使用している
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