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今回は、鳳凰美田の限定酒「荒走押切合併(純米大吟醸)」を紹介させていただきます。
今回購入した「鳳凰美田」初めましての購入ですが、「荒走押切合併」という、すこし攻めた日本酒を選んでしまいました。押切だけに・・(*´艸`)
「荒走押切合併」については、後ほど解説を入れます。
それでは、鳳凰美田の限定酒「荒走押切合併(純米大吟醸)」がどの様な日本酒だったのか、私の感想について紹介していきたいと思います。
鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の基本情報
最初に、鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
鳳凰美田の蔵元「小林酒造」について
鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の醸造元である「小林酒造」の基本情報です。
- 蔵名 小林酒造株式会社
- 蔵所在地 栃木県小山市
- 創業 明治5年(西暦1,872年)
- 主要銘柄 鳳凰美田
北海道の小林酒造
わたしの地元、北海道にも小林酒造がありますが、別の会社です。こちらも歴史のある酒造ですので、宜しければ下のリンクカードから・・。
鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の数値評価
まず、ラベルや公式Webサイトなどでわかる、鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の数値評価について整理していきます。
名称はラベルによると鳳凰美田(限定商品)|令和5年酒造年度醸造「山田錦」四割磨き、荒走押切合併純米大吟醸無濾過本生酒と、とても長い名称がついています。
- 種類 純米大吟醸(生)
- 精米歩合 40%
- 原料米 山田錦100%
- アルコール 16%
あらばしり(荒走り)、中取り、攻め(押切)のおさらい
今回購入したのは「荒走押切合併」との事ですので、おさらいです。
日本酒は「もろみ」を絞って抽出されますが、絞ってすぐに出てくるお酒を「あらばしり」、中間は「中取り・中汲み」などと呼ばれており、最後に圧をかけて抽出される日本酒が「責め(押切り)」と呼ばれています。
中でも「中取り」は一番品質が良いとされ、品評会に出されるのは殆どが「中取り」との事です。今回購入した鳳凰美田は「あらしばり」「責め」のブレンド品のようです。
酒造年度について
一般に酒造年度は7月1日~翌年の6月30日までを1年度としています。上の写真の2023は酒造年度と記載されていますので、2023年7月1日~2024年6月30日までに作られた日本酒をさします。
BY(Brewery Year)と表すこともあります。
酒蔵によっては暦年で表していることもあります。
鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の感想(評価・レビュー)
鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の味や香りの5段階評価
まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)
項 目 | 評 価 |
---|---|
香り | ★★★☆☆ |
甘さ | ★★☆☆☆ |
酸味 | ★★★★☆ |
旨味 | ★★☆☆☆ |
苦み、辛み | ★★☆☆☆ |
鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の色や香りの特徴
色は、出先のため利猪口ではなく、また、間接照明のためわかりにくいのですが、ややブラウン系に見えました。
香りは、お米のような香りの中にわずかにフルーツの「梨」が隠れているような、甘さを連想させる香りでした。
鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の味の特徴
フレッシュを感じます。
「あらばしり」と「せめ」のブレンドなので、重い味を想像していましたが、思いのほか雑味がなく軽やかな印象。
甘みは強くはありませんが、雑味が少ないないため際立って感じます。
その後、ふわっと酸味が口の中に広がりました。
余韻は酸味が主体で、ほんのりした苦味とともに消えていきました。
一言で言うと、超美味しいです。前記のとおり「中取り」が最も高品質とされていますが「本当か?」と思ってしまうほど。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)は、フレッシュで雑味がないため甘さは際立ちますが、後半の酸味でスッキリさせてくれる、とても美味しい日本酒でした。
キャップの鳳凰の刻印がかっこいいですね!
鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)のまとめ
- 「あらばしり」「押切り」のブレンド
- お米の中に梨が隠れているような香り
- 雑味がないので甘さが際立つ
- 後半は酸味が主体
この日本酒・清酒の口コミ
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