鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)後半の酸味がたまりません

鳳凰美田令和5年酒造年度醸造「荒走り」「押切り」合併純米吟醸無濾過生原酒
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本記事は約3分で読めます。
「こもあき」による、日本酒を中心としたお酒の感想(レビュー)記事です。あとから味を自分も後で思い出せるように、また、皆さんにも伝わるよう、数値化・文章化していきます。

日本酒の分類(フレッシュ、まろやか、など)の「タグ -tag-」を設けています。お好みの日本酒を探す時にお使ください。

今回は、鳳凰美田の限定酒「荒走押切合併(純米大吟醸)」を紹介させていただきます。

今回購入した「鳳凰美田」初めましての購入ですが、「荒走押切合併」という、すこし攻めた日本酒を選んでしまいました。押切だけに・・(*´艸`)

「荒走押切合併」については、後ほど解説を入れます。

それでは、鳳凰美田の限定酒「荒走押切合併(純米大吟醸)」がどの様な日本酒だったのか、私の感想について紹介していきたいと思います。

目次

鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の基本情報

鳳凰美田令和5年酒造年度醸造「荒走り」「押切り」合併純米吟醸無濾過生原酒のラベル

最初に、鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。

鳳凰美田の蔵元「小林酒造」について

鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の醸造元である「小林酒造」の基本情報です。

  • 蔵名    小林酒造株式会社
  • 蔵所在地  栃木県小山市
  • 創業    明治5年(西暦1,872年)
  • 主要銘柄  鳳凰美田

北海道の小林酒造

わたしの地元、北海道にも小林酒造がありますが、別の会社です。こちらも歴史のある酒造ですので、宜しければ下のリンクカードから・・。

鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の数値評価

まず、ラベルや公式Webサイトなどでわかる、鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の数値評価について整理していきます。

名称はラベルによると鳳凰美田(限定商品)|令和5年酒造年度醸造「山田錦」四割磨き、荒走押切合併純米大吟醸無濾過本生酒と、とても長い名称がついています。

  • 種類    純米大吟醸(生)
  • 精米歩合  40%
  • 原料米   山田錦100%
  • アルコール 16%

あらばしり(荒走り)、中取り、攻め(押切)のおさらい

今回購入したのは「荒走押切合併」との事ですので、おさらいです。

日本酒は「もろみ」を絞って抽出されますが、絞ってすぐに出てくるお酒を「あらばしり」、中間は「中取り・中汲み」などと呼ばれており、最後に圧をかけて抽出される日本酒が「責め(押切り)」と呼ばれています。

中でも「中取り」は一番品質が良いとされ、品評会に出されるのは殆どが「中取り」との事です。今回購入した鳳凰美田は「あらしばり」「責め」のブレンド品のようです。

酒造年度について

鳳凰美田令和5年酒造年度醸造「荒走り」「押切り」合併純米吟醸無濾過生原酒の酒造年度

一般に酒造年度は7月1日~翌年の6月30日までを1年度としています。上の写真の2023は酒造年度と記載されていますので、2023年7月1日~2024年6月30日までに作られた日本酒をさします。

BY(Brewery Year)と表すこともあります。

酒蔵によっては暦年で表していることもあります。

鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の感想(評価・レビュー)

鳳凰美田令和5年酒造年度醸造「荒走り」「押切り」合併純米吟醸無濾過生原酒の瓶

鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の味や香りの5段階評価

まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)

項 目評 価
香り★★★☆☆
甘さ★★☆☆☆
酸味★★★★☆
旨味★★☆☆☆
苦み、辛み★★☆☆☆

 ★の数が評価値です(最大は★5ですが、多いほど良いという分けではなく、今まで飲んだ日本酒で最大クラスを★5としています)
 また、私の個人的評価ですので、飲んだ時に一緒に食べている料理などの影響により味や香りの感じ方が変化する場合もあるので、参考値としてお考え下さい。

鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の色や香りの特徴

鳳凰美田令和5年酒造年度醸造「荒走り」「押切り」合併純米吟醸無濾過生原酒の色

色は、出先のため利猪口ではなく、また、間接照明のためわかりにくいのですが、ややブラウン系に見えました。

香りは、お米のような香りの中にわずかにフルーツの「梨」が隠れているような、甘さを連想させる香りでした。

鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)の味の特徴

フレッシュを感じます。

「あらばしり」と「せめ」のブレンドなので、重い味を想像していましたが、思いのほか雑味がなく軽やかな印象。

甘みは強くはありませんが、雑味が少ないないため際立って感じます。

その後、ふわっと酸味が口の中に広がりました。

余韻は酸味が主体で、ほんのりした苦味とともに消えていきました。

一言で言うと、超美味しいです。前記のとおり「中取り」が最も高品質とされていますが「本当か?」と思ってしまうほど。

まとめ

鳳凰美田令和5年酒造年度醸造「荒走り」「押切り」合併純米吟醸無濾過生原酒のキャップ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)は、フレッシュで雑味がないため甘さは際立ちますが、後半の酸味でスッキリさせてくれる、とても美味しい日本酒でした。

キャップの鳳凰の刻印がかっこいいですね!

鳳凰美田|荒走押切合併(純米大吟醸)のまとめ

  • 「あらばしり」「押切り」のブレンド
  • お米の中に梨が隠れているような香り
  • 雑味がないので甘さが際立つ
  • 後半は酸味が主体

この日本酒・清酒の口コミ

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