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札幌にある日本清酒株式会社の千歳鶴「酒」ミュージアムで、千歳鶴純米吟醸蔵出生をいただきました。
このお酒は工場限定なので、千歳鶴酒ミュージアムに行かないと購入できませんが、札幌近郊に住んでいる方は、このお酒を買うためだけに蔵に行っても良いのではないかと思わせるほど美味しかったです。
千歳鶴純米吟醸蔵出生の基本情報
千歳鶴は、北海道千歳市の酒蔵と思われがちですが、実は札幌市にあります。
千歳鶴の蔵元「日本清酒」について
千歳鶴の醸造元である「日本清酒」の基本情報です。
- 蔵名 日本清酒株式会社
- 蔵所在地 北海道札幌市中央区
- 創業年 明治5年(西暦1,872年)
- 代表銘柄 千歳鶴、十一州
日本酒には水がとても大事ですが、人口が200万人いる札幌市のなかでも中央区に蔵があるのは不思議な感じがしますが、地下深くから何年もかけてろ過された、豊平川の伏流水をくみ上げて使用しているそうです。
だから美味しいお酒が出来るのですね。
ちなみに、札幌市内にあるコカ・コーラの工場も地下深くの水をくみ上げて使用しているそうです。
千歳鶴の立地
千歳鶴は札幌市中央区にありますが、すぐ横に豊富な水源の豊平川があります。
豊平川は遠くの山々を水源としているので、いい水=美味しいお酒が出来ることが分かります。
千歳鶴純米吟醸蔵出生の基本情報
まず、ラベルからわかる、「千歳鶴純米吟醸蔵出生」の基本情報について整理していきます。
- 種類 純米吟醸酒
- 精米歩合 55%
- 原料米 北海道産「吟風」100%
- アルコール 15%
吟風は言わずと知れた北海道産の酒造好適米で、おすすめの「十一州」も吟風で造られています。
千歳鶴純米吟醸蔵出生の感想(評価・レビュー)
それでは、千歳鶴酒ミュージアム限定の「千歳鶴純米吟醸蔵出生」がどのようなお酒だったのか、こもあきの感想についてお伝えしていきます。
千歳鶴純米吟醸蔵出生の色や香りの特徴
色合いは無色透明です。
香りはラベルに記載されている通り「リンゴ」を思わせる香りです。
生酒だけあって、キャップを開けた瞬間に香りが広がる感じがとても良いです。
千歳鶴純米吟醸蔵出生の味の感想
一言で言って「とろ旨酒」です。とても私の好みの味で美味しいです。
口に入れた瞬間に甘みと旨味が香りとともに広がります。
すこしだけ、ねっとりとしているので甘みが最後まで口に残ってとても良いです!
2023.12月追記
日本清酒は2023年に新蔵での仕込が開始されています。それに伴い、この蔵出し限定(生)の味も変わってしまったようです。
この蔵出し限定は、蔵で購入するほか、千歳鶴の直営店でも飲むことができますので、飲んでみましたが前の味よりも少しスッキリして「とろ旨」ではなくなってしまったようです。
また、杉樽の香りもついていました。
千歳鶴純米吟醸蔵出生の購入方法
このお酒は、千歳鶴酒ミュージアム限定のお酒ですので、購入するには酒ミュージアムに行く必要があります。
酒ミュージアムで注文すると、上の写真のようにその場で瓶詰めしてくれます。
生酒ですので要冷蔵ですが、お願いすると無料で保冷剤をつけてくれますので若干距離があっても問題ありません。
千歳鶴酒ミュージアムについては、別の記事でまとめていますので宜しければご覧ください。
瓶も、写真のようにしっかりしたキャップが付いていますので、安心して持って帰ることが出来ます。
飲み終わった後も、捨てるのは勿体ない気がする瓶ですね。
何かに使えそうです。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
千歳鶴純米吟醸蔵出生は、千歳鶴酒ミュージアムでしか購入することが出来ないレア酒ですが、遠方から足を運んででも買いたくなるくらい、美味しい日本酒でした。
札幌に用事がある市外、道外の日本酒ファンの方にも是非飲んでいただきたいです。
この日本酒・清酒の口コミ
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