北海道の日本酒「十一州」|純米~大吟醸まで、お土産にも◎な美味しい日本酒

日本清酒「十一州」純米大吟醸
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本記事では、北海道の酒蔵「日本清酒」の「十一州」を紹介(レビュー)しています。
十一州にも純米~純米大吟醸まで沢山の種類がありますので、それぞれご紹介させていただきます。

私も大好きなお酒です

目次

「十一州」の蔵元「日本清酒」

千歳鶴の入口

日本清酒に関する基本的な情報

項目情報
蔵名日本清酒株式会社
所在地北海道札幌市
創業年(西暦)1,872年
創業年(和暦)明治5年
主要な銘柄千歳鶴、十一州

千歳鶴で有名な日本清酒は、北海道千歳市の酒蔵と思われがちですが、実は札幌市にあります。

日本酒には水がとても大事です。人口が200万人いる札幌市のなかでも中央区に蔵があるのは不思議な感じがしますが、地下深くから何年もかけてろ過された、豊平川の伏流水をくみ上げて使用しているそうです。

酒蔵/直売店

蔵には直売店が併設されており、蔵元限定の日本酒などを購入することができます。

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「十一州」純米大吟醸

日本清酒「十一州」純米大吟醸の瓶

最初にご紹介するのは、私が「十一州」を知るきっかけとなった、純米大吟醸です。

十一州「純米大吟醸」のスペック

項目情報
種類純米大吟醸
精米歩合45%(50%)
原料米吟風100%  (きたしずく100%)
アルコール度数16~17%

( )で書いているのは現在のスペックです。

個人的な感想では「吟風」から「きたしずく」に変わり、スッキリした日本酒になった印象です

「吟風」「きたしずく」は北海道の酒造好適米です。

十一州「純米大吟醸」のこもあき評価

日本清酒「十一州」純米大吟醸のラベル

ラベルには「十一州とは北海道のことです。」と記載されています。昔、北海道が11に分割されていたことからこう呼ばれていたそうです。

香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

評価は「吟風」の時の評価です

十一州「純米大吟醸」の感想(香り)

香りは吟醸酒特有のメロン、洋梨、ライチをおもわせる香りで、かなり華やかです。また、しっかりと鼻に抜けていく香りが心地よい良酒でした。

十一州「純米大吟醸」の感想(味)

味もしっかりした感じで、香りからくる甘さ、お米の甘さの次に酸味、旨味が同時に訪れるといった印象でした。全体としてはフルーティーであり、後でうま味が来るという感じです。

今回は冷蔵庫で冷やしていただきましたが、常温に戻しても美味しいのではないかと思います。

「十一州」純米大吟醸(生酒)

十一州(純米大吟醸)生の瓶

次に、純米大吟醸の生酒です。先に紹介した十一州は「吟風」の感想ですので、比較しにくいですが、時々、生酒が販売されますので、紹介させていただきます。

十一州「純米大吟醸」(生酒)のスペック

項目情報
種類純米大吟醸(生酒)
精米歩合50%
原料米新十津川産きたしずく100%
アルコール度数16~17%

十一州「純米大吟醸」(生酒)のこもあき評価

十一州(純米大吟醸)生のラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

開封すると、吟醸酒の甘い香りが広がります

十一州「純米大吟醸」(生酒)の感想(色と香り)

十一州(純米大吟醸)生の色

色は若干、イエローを感じる透き通った透明色です。

香りは、ライチの様な吟醸の香りです。個人的にはカラメルっぽい香りとお米の香りが混ざっているようにも感じます。

十一州「純米大吟醸」(生酒)の感想(味)

フレッシュ感もあり、甘くてジューシーな日本酒です。

しっかりとした甘さからの旨味、そのあと少しおいて酸味とお酒の辛さを感じます。

甘めの日本酒ですが、最後に辛さがキリっと締めてくれるので飲み飽きしません

お酒だけで十分美味しいので、おつまみがなくてもOKな日本酒です。

「十一州」純米(生酒)

十一州「純米」生酒の瓶

これは「純米」の生酒です。

この十一州は「吟風」が使用されており「吟風の十一州が戻ってきた」ので、とても嬉しかったのを覚えています。

十一州「純米大吟醸」(生酒)のスペック

項目情報
種類純米(生酒)
精米歩合65%
原料米新十津川産「吟風」100%
アルコール度数17%

十一州「純米」(生酒)のこもあき評価

十一州「純米」生酒mpラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

やっぱり「吟風」の十一州・・・好きです

十一州「純米」(生酒)の感想(色と香り)

十一州「純米」生酒の色

色は透明感のあるイエロー系。

香りは、プラムとかさくらんぼを思い出す香り。開封後数日たってからのんでみると、甘い香りが増えてマスカットのように感じました。

大吟醸ほどではないが、かなり華やかな香りです。

十一州「純米」(生酒)の感想(味)

とてもフレッシュです。

甘さも強いですが、後から酸味が追いかけてきて支配的になります。

最後はそこに、旨味と苦みが絡まって消えていきます。

やや、苦みが長く残る印象です。

「十一州」純米吟醸(生)しぼりたて

十一州「純米吟醸」しぼりたて(生)の瓶

純米吟醸(生)の「しぼりたて」です。

十一州「純米吟醸」(生)しぼりたてのスペック

項目情報
種類純米吟醸(生酒)
精米歩合55%
原料米新十津川産きたしずく100%
アルコール度数17%

十一州「純米吟醸」(生)しぼりたてのこもあき評価

十一州「純米吟醸」しぼりたて(生)のラベル
香り
軽やか
華やか
甘味
軽快
濃厚
酸味
軽い
強い
旨味
軽い
強い
辛味、苦味
軽い
強い

フレッシュなしぼりたて特有の苦みがありました

十一州「純米吟醸」(生)しぼりたての感想(色と香り)

十一州「純米吟醸」しぼりたて(生)の色

色は透き通った透明色です。

香りは、梨を感じるフルーティな香りでしたが、どこかサクランボのようにも感じました。

十一州「純米吟醸」(生)しぼりたての感想(味)

フレッシュです。

甘味と酸味が味の中心ですが、甘さはそれほど強くないです。

例えるなら、甘さ控えめの「桃」を感じる美味しい味わいです。

後味に、しぼりたて日本酒の特徴的な苦みがあり、キリリと締めてくれるのですが開封から2日くらい経過すると苦みが弱まってしまいました。

これは食事と一緒でも、お酒だけ飲んでも美味しい日本酒でした。

まとめ

雪に埋もれる「十一州」純米大吟醸

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

「十一州純米大吟醸」は爽やかな吟醸香と、お酒のうまみを併せ持つ美味しいお酒でした。大事なことなので2回言いますが、私は北海道を代表するお酒だと思っています。

北海道のお土産や贈り物にもピッタリな日本酒だと思います。

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