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今回ご紹介するのは北海道旭川市の酒蔵、高砂酒造から販売されている「若造」をご紹介します。
「若蔵」は、高砂酒造の若手が手掛けるという企画の日本酒です。今回私は初めて購入しましたが、このプロジェクトは2017年から始まっており、今回は7年目になります。
基本的には限定品ですが、人気があった2019年の商品は「若蔵BLACK」としてレギュラー化されているようですので、買い逃したとしても入手の機会があるかもしれません。
「若蔵」純米酒白麹仕込みの基本情報
最初に、「若蔵」純米酒白麹仕込みの基本情報として、蔵元の情報と、アルコール度数などについて整理していきます。
若蔵の蔵元「高砂酒造」について
「若蔵」純米酒白麹仕込みの醸造元である「高砂酒造」の基本情報です。
- 蔵名 高砂酒造
- 所在地 北海道旭川市
- 創業年 明治32年(西暦1,899年)
- 代表銘柄 国士無双
高砂酒造といえば「国士無双」がとても有名で、他にも「雪中貯蔵酒」なども販売されています。
また、高砂酒造は旭川市の中心部、JR旭川駅のすぐ近くに酒蔵があり、すぐ近くにある忠別川流域の地下水を組み上げて日本酒を醸しているようです。
「若蔵」純米酒白麹仕込みの数値評価など
ラベルや公式㏋から、「若蔵」純米酒白麹仕込みの数値評価などを整理しました。
- 種類 純米酒(白麹仕込み)
- 精米歩合 60%
- 原料米 北海道産「きたしずく」100%
- アルコール 14〜15%
白麹について
白麹は一般的には「焼酎」などに使用される麹で、黄麹に比べてクエン酸を多く生成することで知られております。
日本酒の味については、麹だけでなく色々な要因に影響されますので一概には言えませんが、柑橘類に多く含まれるクエン酸が多いということは、酸味が強い日本酒となることが想像できますね。
「若蔵」純米酒白麹仕込みの特徴と感想(評価・レビュー)
「若蔵」純米酒白麹仕込みの味や香りの5段階評価
まずは、味や香りの強さの感想を5段階評価でお伝えします。(★5は、今まで飲んだ日本酒の最強)
項 目 | 評 価 |
---|---|
香り | ★★☆☆☆ |
甘さ | ★★☆☆☆ |
酸味 | ★★★★☆ |
旨味 | ★★☆☆☆ |
辛味・苦味 | ★★☆☆☆ |
「若蔵」純米酒白麹仕込み色や香りの特徴
色は写真の通り少し黄色みのある、透明色といったところ。
香りは、レモンのような酸味の有りそうな香りで、穏やかに香っています。
とても美味しそうな香りです。
「若蔵」純米酒白麹仕込み味の特徴
まず、酸味ですが、想像していたような強烈な酸味ではなく、全体的にスッキリした日本酒の印象です。その中でも酸味が輝いていました。
最初は甘酸っぱいような味ですが、酸味はやや口の中に滞在しており、徐々にお酒の苦みに変わっていく感覚です。
どうでも良い余談
若干渋みも持っていますので、電子タバコ(バイオレットフレーバー)と一緒にいただくと、何故か緑茶を感じました。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「若蔵」純米酒白麹仕込みは、酸味が際立ち、甘酸っぱい印象の美味しい日本酒でした。
限定醸造となっておりますので、見つけたときは購入をおすすめします。(限定醸造ですが、復刻されることもあるようですので買えなかった方は、高砂酒造を取り扱う酒屋さんに通うと買うことができるかもしれません)
酸味が際立つ日本酒は他にも
酸味が際立つ日本酒は他にもありますので、過去記事から特におすすめしたい日本酒をピックアップしています。季節限定酒も混ざっておりますのでご了承ください。
この日本酒・清酒の口コミ
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