以前ご紹介しましたカーネルザンギ(唐揚げ)のレシピを改良して、より美味しく仕上げることが出来ました。本物のKFCとは違い、表面の衣をカリッと仕上げています。
以前のレシピはこちら
ちなみに、カーネルザンギの「カーネル」は大佐のことです。また、北海道では唐揚げのことをザンギと呼んでいます。
用意するもの(鶏もも肉、ハーブ、スパイスなど)
用意するスパイスなどは、当初のレシピと同じですが卵を止めました。レシピのレッドペッパーはカイエンペッパーを使用していますが、お好みの辛さで良いと思います。
鶏モモ肉 | 2枚分 (500~700gくらい) |
小麦粉 | 0.5カップ (100ml) |
塩 | 小さじ 1 |
グルタミン酸調味料 | 小さじ 1 |
オレガノ | 小さじ 1/4 |
ガーリックパウダー | 小さじ 1 |
ブラックペッパー | 小さじ 1/2 |
レッドペッパー | 小さじ 1/4 |
オールスパイス | 小さじ 1/4 |
オールスパイスも好みによりますが、前回レシピよりも量を増やしました。
簡単!カーネルザンギ(唐揚げ)の作り方
味も大事ですが、簡単に作れることも家庭料理ではとても大事ですので、牛乳と卵を混ぜてつくる液体などは作らないレシピとしています。
スパイスの準備
材料表の鶏肉以外の材料をすべてボウルに入れて、ムラが出来ないように混ぜ込みます。
鶏もも肉の下準備
鶏もも肉は100g/個程度の大きさにカットします。(小さくカットしたい場合は、塩分量を減らすなど工夫が必要です)
前回のレシピではやっていませんが、テレビ(ソレダメ)で紹介されていた、塩砂糖水に漬け込む手法を使うとよりジューシーに仕上がりました。(ネット検索では「ブライン液」と呼ばれていました)。
(砂糖を使わずに2%ほどの塩水につける手法もありますが、ブライン液のほうが浸透が速いようです。スポーツドリンクの原理でしょうか・・・)
鶏もも肉に浸透するように、揉みこみ、30分程度つければ完成。
- 水 ・・・ 100ml
- 砂糖 ・・・ 10g
- 塩 ・・・ 5g
※ 砂糖がない場合は、水1000ml、塩20gの液体に1時間以上漬け込むと同じようにジューシーになりました。(私の舌では違いが判りませんでした)
水をよく切る
スパイスと混ぜる前に、ザルで水をよく切ります。水分が多いと小麦粉がベトベトになってしまい、粉が足りなくなってしまいますので、今回のレシピでは水をよく切ってください。
余談ですが、写真のようなパンチングボウルを準備して水を切ると、鶏肉の繊維がザルに絡まることもなく後片付けが楽になります。
衣をつける
良く水を切ったら、一番最初に作ったスパイスと混ぜ合わせていきます。写真のように粉が表面全体についたら準備完了です。
揚げる
2度揚げのほうが、水分を保ちジューシーに仕上がりますので、面倒でなければ実践します。最初は低めの温度(160℃くらい)で、きつね色になるまで揚げていきます。
カットした大きさにもよりますが、下の写真のようになったら1度目完了です。油が少なかったので、鍋底に付着した部分は焦げてしまっていますので、焦げてない部分の色を参考にしてください・・。
2度目は180℃位の高温で一気に揚げます。火が通っているか心配になりますが、2度目の時間が長いとジューシーさが失われてしまいますので、難しいところ。
完成
写真のような色つやでカーネルザンギ改の完成です。表面はカリカリ、中はジューシーに仕上がっています。皆さんもぜひ作ってみてください。