本記事では、北海道民の「こもあき」が、地元北海道の日本酒を多数紹介します。北海道は広いので地域別に整理していますので、旅行、ドライブの参考にしていただけると嬉しいです。
本記事は2022年11月26日に公開した記事を、2026年3月7日に更新しています。
北海道は日本の国土の約22%を占めると言われています。
また、お米の生産量も新潟県に次ぐ全国2位と言われていますが、意外にも酒蔵はそんなに多くはありません。
しかし、ここ数年で新設、移転された蔵も複数ありますし、日本酒に限らず考えると新設された蒸留所も複数あるので、お酒に関しては盛り上がりを見せていると感じているところです。

少し前までは、いわゆる「淡麗辛口」のイメージが強い北海道の日本酒ですが、近年はイメージが変わりつつありますね
道北エリアの日本酒


まずは道北エリアからのご紹介です。



道北は旭山動物園で有名な「旭川市」がある地域です
男山(旭川市)
旭川市の国道39号線を車で走行していると、すごい存在感を感じる建物が見えてきます。
男山酒造です。
男山は「酒造り資料館」があり自由に見学することが可能です。酒造り資料館では昔の酒造りの道具の展示や試飲コーナーがあります。


男山酒造の私のお気に入り


私の一番のお気に入りは、低アルコールで、甘酸っぱい、春らしい爽やかな日本酒「春の誘い」です。



男山はいわゆる「淡麗辛口」の日本酒が多いですが、これは甘酸っぱくて大好きです
そのほかの男山の日本酒を紹介
下のリンク(ブログカード)では「春の誘い」を含め、男山の日本酒を多数紹介しています。


高砂酒造(旭川市)
同じく旭川市の高砂酒造です。
高砂酒造は、JR旭川駅の近くに(歩いても行ける)位置しているので、旅行中に立ち寄りやすい酒蔵です。


高砂酒造の私のお気に入り


高砂酒造の一番のお気に入りは「若造」白麹仕込みです。写真は生酒タイプですが、火入れも美味しいです。



例外もありますが、白麹の日本酒は甘酸っぱいものが多いです
そのほかの高砂酒造の日本酒を紹介
下のリンク(ブログカード)では「若造」を含め、高砂酒造の日本酒を多数紹介しています。


合同清酒 ー大雪乃蔵ー(旭川市)
合同清酒といえば、ビックマンやGRAND_BLEU(グランブルー)、鍛高譚(しそ焼酎)などの焼酎のイメージがありますが、日本酒も作られています。



まだ購入したことがありませんので、追ってご紹介させていただきます
国稀酒造(増毛町)
北海道の増毛町(ましけ町)の国稀酒造は最北の酒造(HPによる)との事です。また、国稀酒造は毎日の晩酌で楽しむ普通酒の精米歩合を65%にしており、普通酒の美味しさを追求する蔵でもあります。
なお、酒蔵見学も実施しており、試飲コーナー(利き酒コーナー)は全種類のお酒を試すことが出来ます。
高砂酒造の日本酒を紹介


上の写真の国稀は北海道内の食品量販店では、どこでも買えるポピュラーなものです。



写真の国稀は5合瓶(900ml)ですが、1000円以内で購入することができるので、庶民の味方です
普通酒と純米酒がありますので、下のリンクの記事で紹介しています。


上川大雪 -緑丘蔵-(上川町)


上川大雪酒造は三重県にあった酒蔵を移転し、2018年に創業した新しい酒蔵で、北海道の酒造好適米「彗星」「吟風」「きたしずく」の3種を使用して日本酒を造っています。
近年は美味しさが評判となっており、北海道の地酒屋さんには必ず売っているといっても過言ではありません。
上川大雪(緑丘蔵)の私のお気に入り


緑丘蔵の一番のお気に入りは、常、時売っているわけではありませんがSmile_Sparklingです。
これ、とても美味しかったです。
そのほかの上川大雪(緑丘蔵)の日本酒を紹介
下のリンク(ブログカード)では「Smile_Sparkling」を含め、緑丘蔵の日本酒を多数紹介しています。


三千櫻酒造(東川町)
旭川市のお隣の東川町に蔵を構える三千櫻(みちざくら)酒造は、2020年に岐阜県から北海道へ東川町公設で移転してきた、北海道としては新しい酒蔵です。


三千櫻酒造の私のお気に入り


三千櫻酒造の一番のお気に入りは、普通酒(R_class)直汲生です。
お気に入りポイントは、低価格な普通酒でありながら、フレッシュでとても美味しいのです。


道央エリアの酒蔵


続いて、道央エリアです。
日本清酒(札幌市)


「千歳鶴」というと分かりやすいのではないでしょうか。北海道の酒造の中では最も老舗で札幌市の中央区に蔵を構えています。
中央区と聞くと以外に思えるかもしれませんが、札幌市はその半分くらいは山間部となっており札幌市に流れる川の伏流水はとても品質が良く、日本酒のほか、清涼飲料水の工場もくみ上げて使用しています。


日本清酒(千歳鶴)の私のお気に入り


一番に紹介したいのは「十一州純米大吟醸」です。純米吟醸も存在しており、どちらもとても美味しいです。また、季節により「生酒」や「ひやおろし」も販売されますので、飲み比べも面白いです。
以前は北海道の酒造好適米「吟風」を使用しておりましたが、現在は「きたしずく」が主に使用されているようです。
日本清酒(千歳鶴)の私のお気に入り その2


十一州と並んで、どうしても紹介したいのがこちら。
蔵元(酒ミュージアム)限定で販売されている生酒です。
こちらの日本酒も以前は「吟風」でしたが、現在は「きたしずく」が主に使用されているようです。
蔵元限定ですが、新千歳空港で販売されているのを見たことがあります。また、札幌駅近郊にある千歳鶴の蔵元直営店(立ち飲み)でも飲むことができます。



吟風時代にファンになった私としては、戻ってほしいと願っています


小林酒造(栗山町)


札幌市の近郊、栗山町にある(北海道の)小林酒造です。
この酒造も北海道としては歴史が古く、建物は国の有形文化財として登録されています。
また「北の錦記念館」が併設されており、いつでも見学することが可能ですし、うれしいことに試飲も可能です。


小林酒造の私のお気に入り


北斗随想は「特約店限定」で販売されている日本酒で、とろっとして美味しい「とろ旨」酒です。最近では、通販でも入手可能になっているので、気になる方はお取り寄せすることが出来ます。
イチオシしです。



北斗随想は普通の北斗随想のほか「直汲み」「しずくとり」など基本は3種類です



イベントで米違いも出ていましたね


金滴酒造(新十津川町)


新十津川町にある金滴酒造です。
金滴酒造は、地元を大切にしており地元産の米を使用して醸造し、町民還元の特別純米酒を販売するなど、地域密着型の酒蔵です。
金滴酒造の基本データ
- 蔵名 金滴酒造株式会社
- 蔵所在地 北海道新十津川町
- 創業 明治39年(西暦1,906年)
- 主要銘柄 金滴
金滴酒造「純米吟醸原酒きたしずく」
一番最初に紹介したいのは、北海道の酒造好適米「きたしずく」を100%使用した「純米吟醸原酒きたしずく」です。
このお酒は、酒造のおすすめの飲み方が「炭酸割り」「ロック」となっております。
炭酸割りはまだ試したことがありませんが、購入機会があれば試してみたいと思います。
金滴酒造「純米大吟醸38」
金滴「純米大吟醸38」や「純米大吟醸33」のラベルは、歌手の「さだまさし」さんが揮毫(きごう)されているとのことです。
揮毫(きごう)=筆をふるって字や絵を書くこと
田中酒造(小樽市)
北海道の有名な観光地、小樽市にある田中酒造です。
本店、亀甲蔵ともに小樽市の観光エリア近郊に位置しており、亀甲蔵は醸造場の見学や試飲なども出来ますので、小樽観光の際には立ち寄ってみることをおすすめします。
田中酒造の基本データ
- 蔵名 (イ)田中酒造株式会社
- 蔵所在地 北海道小樽市
- 創業 明治32年(西暦1,899年)
- 主要銘柄 富川
田中酒造「宝川」
純米吟醸酒「宝川」は北海道米でつくる日本酒アワード2022で審査委員長賞を受賞しており、お米は北海道産酒造好適米の「彗星」を使用しております。
二世古酒造(倶知安町)
二世古酒造は最近北海道外でも知名度が上がってきており、取り扱っている居酒屋さんが増えてきているそうです。
二世古酒造の基本データ
- 蔵名 有限会社二世古酒造
- 蔵所在地 北海道倶知安町
- 創業 大正5年(西暦1,916年)
- 主要銘柄 二世古、京極


二世古酒造「二世古」特別純米酒
二世古の特別純米酒です。ラベルの色ごとに、お米や作りが違うのですが、青ラベルは北海道の酒造好適米「彗星」を使用した特別純米酒です。
このほか「きたしずく」を使用したものや「生酛」のものなど、、ラベルの色によって違いがあります。北海道の地酒屋さんには色々並んでいるので、どれを購入するか迷ってしまいます。
二世古酒造「京極」
京極とは、倶知安町のお隣にある「京極町」には羊蹄山由来のお水が噴き出しており、その名水を使用しているからです。また、こちらも北海道の酒造好適米「きたしずく」を使用しています。
馬上酒造(千歳市)
まだ酒蔵は出来ていませんが、広島県熊野町にある馬上酒造は、北海道千歳市に第二酒造所を造る予定となっておりますので、ご紹介させていただきます。
※ この計画は2024年に建設費高騰などの影響により、白紙になったとの事です。残念
馬上酒造の基本データ
- 蔵名 株式会社馬上酒造
- 蔵所在地 広島県安芸郡
- 創業 明治26年(1,893年)
- 代表銘柄 大号令
馬上酒造「大号令」
大号令は馬上酒造の看板商品で、以前は地元にしか出回っていなかったと聞いていますが、近年では北海道の地酒屋さんでよく見かけるようになりました。
このほか、北海道の酒造好適米「吟風」や「きたしずく」を使用した商品も出ているので、要チェックですね。
道南エリアの酒蔵


続いて、道南エリアの酒蔵、日本酒を紹介します。
上川大雪 -五稜乃蔵-(函館市)
道北でご紹介した上川大雪酒造の道南の蔵です。
まだできたばかりで、私の近所の地酒屋さんにはここの商品は出回っていないため、函館まで買いに行きましたよ。


上川大雪 -五稜乃蔵-の基本データ
- 蔵名 上川大雪酒造株式会社(五稜乃蔵)
- 蔵所在地 北海道函館市
- 創業 令和3年(2,021年)
- 代表銘柄 五稜
上川大雪 -五稜乃蔵-「五稜」
こちらはまだ地酒屋さんで見かけたことはありませんが、ふるさと納税の返礼品として流通しているようです。
箱館醸蔵(七飯町)
こちらも新しい酒蔵で、最近北海道の地酒屋さんでも見かけるようになりました。酒蔵にもお邪魔しましたが、とても親切ですし、仕込み水を無料で汲むことが出来ます。
とくに、蔵出限定酒、美味しかったです!


箱館醸蔵の基本データ
- 蔵名 箱館醸蔵有限会社
- 蔵所在地 北海道七飯町
- 創業 令和3年(2,021年)
- 代表銘柄 郷宝(GOHHOU)
箱館醸蔵「郷宝(GOHHOU)」
ひときわ目を引く瓶の郷宝(GOHHOU)ですが、最近北海道の一部の地酒屋さんで急に見かけるようになりました。郷宝は北海道の酒造好適米「吟風」または「彗星」で醸されており、純米~吟醸まで様々な種類があります。
道東エリアの酒蔵


最後に、道東エリアです。
道東はとてつもなく広いエリアですが、なんと酒蔵は3つしかありません。
上川大雪 -碧雲蔵-(帯広市)
碧雲蔵は帯広畜産大学にあり、酒蔵のなかった十勝エリアに令和2年に誕生した酒蔵です。特に「十勝」シリーズはとても美味しく、有名です。
上川大雪 -碧雲蔵-の基本情報
- 蔵名 上川大雪酒造株式会社(碧雲蔵)
- 蔵所在地 北海道帯広市
- 創業 令和2年(西暦2,020年)
- 主要銘柄 十勝


上川大雪 ー碧雲蔵-「十勝純米酒」
「十勝」の純米酒は期間限定ですが、北海道のコンビニ「セイコーマート」でも購入することが出来ます。
どっしりとした深い味わいがあるので、濃い酒が欲しい時にぴったりです。
福司酒造(釧路市)
釧路市に蔵を構える福司酒造は「たれ口酒」という、蔵開きの日に、蔵でしか販売されない幻のお酒があり、いつか釧路まで足を運び購入してみたいと思います。
福司酒造の基本データ
- 蔵名 福司酒造株式会社
- 蔵所在地 北海道釧路市
- 創業 大正8年(1,919年)
- 代表銘柄 福司
福司「純米吟醸」
北海道産素材を使用して丁寧に仕込まれた、福司純米吟醸です。
福司「上等」
濃く、日本酒らしい日本酒がお好きな方はコチラ。
福司の特別純米酒「上等」です。味わいを重視して醸されているとの事なので、どっしり系ファンも納得なのではないでしょうか。
碓井勝三郎商店(根室市)
「北の勝」で有名な酒蔵ですね。
中でも北の勝「搾りたて」は有名で、地元の酒屋さんでもすぐに売り切れてしまうのだとか。居酒屋さんには暫くあるとの事なので、販売される時期に居酒屋さんに行くとよいかもしれません。
碓井勝三郎商店の基本データ
- 蔵名 (カ)碓井勝三郎商店
- 蔵所在地 北海道根室市
- 創業 明治20年(1,887年)
- 代表銘柄 北の勝
北の勝の日本酒は淡麗辛口が多いようです。そして、結構根強いファンも多いと聞きます。とくに毎年1月に販売される「搾りたて」は並ばないと購入することができず、即完売するほどの人気です。


北の勝「鳳凰」
まとめ


長文でしたが、最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
北海道にある酒蔵16蔵+1蔵を紹介させていただきました。
また、地元の方しか知らない情報など、新たな情報を入手する度に更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
私の日本酒の紹介記事には、今回紹介した酒蔵の商品も多数含まれていますので、宜しければご覧ください。







